台風11号が西日本(四国~中国)を縦断か

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台風11号が西日本を縦断、進路の太陽光発電所は警戒を

台風11号(気象衛星ひまわりの画像)

(出典:気象庁)

台風11号(Nangka/ナンカー)が7/16(木)~17(金)にかけて西日本に上陸する可能性が高い状況となっているようだ。台風11号について米軍のラジオ放送(AFN)ではまだ特に何も報じていないようだが、これについては続報があれば、お伝えしたい。

天気予報の情報による台風11号の予想進路を見ると、四国・高知県の土佐清水市や足摺岬の近くから上陸し中国地方も縦断しそうな感じである。当方の太陽光1&2号基のある岡山県を台風11号が直撃する恐れもまだ十分にあり、警戒が必要そうだ。

とは言え、筆者ができることは限られており、直撃して太陽光発電所を破壊しないよう祈るくらいしかないのだが(汗)、同じく台風の直撃コースに太陽光発電所がある方は、架台の強度を確認し、必要があれば補強をしておくなど、備えておくことは意義があるかもしれない。

突風で大破した群馬県の太陽光発電所の事例を教訓に

台風とは少々異なるが、思い出すのはつい先日に群馬県伊勢崎市周辺で起きた突風とそれにより大破した太陽光発電所だ:

突風で大破した太陽光発電所
群馬県の伊勢崎市周辺で起きた突風で、どなたかの太陽光発電所が大破してしまった。 まずはニュースの映像をご覧頂こう: ニュース動画の最初の30秒ほどだが、野立ての太陽光発電所が無残にも突風でやられてしまっていることが分かる。見た所、単管パイプ

今回は台風なので、おそらく竜巻のようなエネルギーの突風とはまた異なるものと思われるが、いずれにしろ強風に対して架台やソーラーパネルが吹き飛ばされたり、破壊されたりしないよう、可能であれば何らかの対策を講じておく方が良い方もいらっしゃるかもと思う。

例えば、群馬県の例のようにソーラーパネルを多段で一つの架台に組んでいる場合、または段数は多くないとしても単管パイプで地面に打ちこんだ杭基礎と架台を構成している場合などだ。

強度計算をしっかり行っていて、台風11号の最大風速60m/sでも架台が耐えられると自信を持って言える方であれば特に問題は無いだろうが、不安であれば、架台の補強をするとか、あるいは、風が架台の裏・下側に入り込まないように架台の裏側にスポイラーのようなものを設置するといった対策が考えられる。

そういった備えで台風11号の強風対策が功を奏せば、やる甲斐が十分にあるだろう。

あとは、保険で台風による損害がカバーされるかどうかも改めて確認しておく方が良いかもしれない。

コメント

  1. hartpopoo より:

    何故か私が業者になっているようですが、まぁ良いです。
    私の発電所は東広島と安佐北区に有るのでこのままだと直撃かも知れません。被害より防草シートが飛ばされないかどうかが心配です。ピンで留めて重石も置いてますが、面積広いとどうなるかは分かりません。
    camsのフェンスの方が一番心配カモ。

    • ビッグふぃ~るど より:

      hartpopoo様、

      コメントありがとうございます。

      防草シート、私も似たような懸念があったことに気がつきました。当方の発電所では、ピン止めをしておらず、重石だけなのですが、もっと間隔を詰めておかないと、風に煽られて捲れ上がるかもしれません。。