愛知県豊橋市付近に上陸した台風18号は、東海、東北、関東甲信地方の一部を暴風域に巻き込みながら比較的速い速度で北上を続けている。
太陽光発電の設置を検討している者としては、こういう時にやはり台風によって太陽光発電システムが被害に合わないかが最も気になる所だ。
筆者の住む神奈川県もかなり風が強く、時折ヒューッという凄い音が窓の外で聞こえる。 天気予報によると、瞬間風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sという。
テレビのニュースで台風の被害にあって浸水した地域や倒壊した家屋、強風で倒れた電柱などを見ると、もしこういう場所に太陽光発電パネルを置いていたらどうなるのかと心配にならざるを得ない。
野立て設置か屋根上設置かを問わず、太陽光発電システムは強風の影響を受けるから、施工時にしっかりとした対策が取られていなければソーラーパネルが飛ばされたり、架台が破損・損壊したりといった問題が起きるだろう。
野立ての場合、基礎が杭だと十分な深さに打ち込んでいなかったり、軟弱な地盤で引張強度が足りなかったりすると、このくらい大型で強力な台風が直撃すれば、太陽光発電パネルが根こそぎ吹き飛ばされてしまう可能性があるからだ。
施工の際には、どの程度の最大瞬間風速に耐えられるか、しっかり確認しておかないと、こういう時に困ることになる。
今回の場合、埼玉や群馬も台風のルートによってはかなり風雨が強いと想像するが、先月施工現場を見学させて頂いたMさんの発電所は大丈夫だろうか、と少し気になる。
しっかりしたM氏のこと、当然台風の対策も十分に取ってあると思うので、何も被害が出ていないことを祈る。万が一、台風でソーラーパネルに被害が出てしまった場合も、恐らく保険でカバーされるはずだと思うが…
あと、F1の4号機は大丈夫だろうか。なんとか持ちこたえて欲しい(ってか、4号機が倒壊などしたら、ジエンド…)。
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