駆け込み申請でも24円/kWhか。電気工事業者にはさんざん怪しまれるしw

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中国電力に太陽光8号基の連系申請書類を提出した。

ただ、タイミング的に27円/kWhでの確定はやはり厳しそうだ。東京電力や関西電力のように、条件付きながら27円での買取を出来る限り支援するような動きもあるが、中国電力ではそういった「救済措置」は今のところ一切なさそうである。

ということは、これまでの経験から行けば連系のための設計(って、具体的にどんな作業なのか良く分からないが…)に数か月かかるので、今年度に連系工事負担金も出ず、連系契約も完了しないので、制度の改定によって買取価格は来年度の24円が適用ということになる。

国が施行する同じ制度なのに、電力会社の管轄によって事業に対する影響が変わるというのは何となく不公平な気もする。ダメ元で中電に一度は噛みつ…もとい、救済措置をお願いして見たい気もするが、けんもほろろで追い返されて終わりという可能性が大。

それにしても、今回も昨年同様にバタバタと駆け込みだった。
この労が報われずに終わるのは、なんとも口惜しいが…

ネットでアタリを付け、地元の電気工事業者さんに連絡を取ると…

あと、今回の申請の過程で印象に残ったのは、電気工事業者さんである。

広島県内で既に連系が確定している2件のプロジェクトでは、経緯上やむをえずわざわざ遠くの岡山の業者に依頼した。

それに対して、今回はその後の展開も考慮して8号基用地のある呉の近くの電気工事業者をネットで探して連絡を取ってみたのである。

それに対しての反応が、とても興味深かったのだ。

まず電話で話をした段階で、「太陽光発電の電気工事部分をお願いしたいが可能か」、と筆者から問い合わせた。

それに対して、

可能だが、本来は連系の工事は中国電力から電気工事業者に委託されるもの、また中電に出す書類を一度確認させて欲しい。でなければ、色々と後で問題が起きるのも困るので…

といった話を伺い、ではとにかく書類も見ますので、会いましょうという事になった訳である。

駆け込み申請のうえに、連系申請の準備も後手後手に回る

今回は準備が後手後手に回り、呉の現地で今日になってやっと書類の準備をまともに行った(汗)。その結果、午前中位には終わらせたいと思っていたのが、ほぼ丸一日かかり、連系申請書類がすべて揃ったのは中国電力の営業所が閉店する5時のわずか1時間前の午後4時頃。

その時点で、上述の電気工事業者さんに再度連絡をしたところ、ちょうど彼の仕事もキリがついたとのことで、呉駅の近くで待ち合わせてお会いすることが出来た。

どうも、こちらの素性とか、事業者として大丈夫かといった所で相当な懸念や不信感を持っていたことが、彼の言動からは見て取れた。

まず、最初に電話した段階でも、

当社をどのように知り、連絡をされてきたんでしょうか?

みたいな感じで聞かれた。ウェブには広島県の電気工事業者の組合みたいな組織の情報が公開されており、そこには連絡先などもすべて掲載されていたので、その旨を話すと一応理解はしてくれたのだが。

あと、お会いしてからも、

名義だけ貸してと言われても困るんですよねぇ…

とか、

どのような事情とか経緯、事業者なのかも説明して欲しい。

とか、

お支払いとか、きちんとされるんでしょうか?

と言った感じで、まるで信用ゼロ(苦笑)か!?、みたいな。

まぁ初対面だし、仕方ないとは思う。こちらも、お互い様というか、ほとんど「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」的にネットで見つけた情報から、この電気工事業者さんにピンポイントで連絡をしているのだ。当たりか外れかも、まだ何とも言えないにもかかわらずだ。

駅の周辺の路上で立ち話ながら、手短にこれまでの経験や、筆者の素性(本職も含む)、副業としての太陽光発電への取り組み、パネル設置などは自作で太陽光発電所を作るが、有資格者でないと出来ない電気工事は連系柱等も含めてお願いしたい、といった感じで一通り話したところ、一応は納得されたようで、連系申請の書類も

どちらが出しても一緒ですが、時間もないですから、私が出しておきますよ。

ということになり、彼にお願いしたのである。

結果的に、冒頭に書いたように中電側からは木で鼻をくくったような回答があったという連絡を、呉から広島空港に向かう高速バスの中で彼から聞いた。

明日にでも中国電力に連絡をしてダメ元で交渉をしてみるか、思案中である。

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