遠隔監視システム、監視カメラ等の設置状況(備忘録を兼用)

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また長きにわたって更新を怠ってしまったが、自身のための備忘録も兼ねて近況などを少し記しておくことにする。

昨年来行っている遠隔監視システムの設置作業だが、1~2号基以外はとりあえず稼働中という状況。具体的には、以下のような遠隔監視システムをそれぞれの発電所に設置している:

3&5号基:SMA SunnyPortal(サニーポータル)
4号基:  Solar Remon(ソーラーレモン)
6号基:  SolarView Compact(ソーラービュー・コンパクト)
7号基:  My Delta Solar Cloud (マイ・デルタ・ソーラー・クラウド)

SMAのSunnyPortalは、SMAのパワコン側に「WebConnect」を内蔵した状態で調達していたので、それらをLANケーブルで接続し、LTEルータでSMAのサーバに接続させている。

4号基では、取り急ぎ発電所の稼働状況、もしくはパワコンのダウンの状況だけでも把握できるようにすることを優先した結果、C/Tセンサー・ベースの簡易的な遠隔監視システムとしてSolar Remonを選択、設置を急いだ。

今後、必要になれば7号基と同様に4号基でもRS-485ベースの遠隔監視システムを導入する可能性は排除していない(ただ、筐体への穴開けなど工事が面倒なのでやるかどうかは不明)。

6号基は先のブログ記事にも書いたように結構苦労したが、なんとかSolarView Compactの設置と設定を完了できたので、それにより発電状況や発電量を日々確認できている。

7号基では、遠隔制御の必要性もありパワコンと遠隔監視システムを設置していたものをわずかの設定作業により遠隔監視システムを立ち上げることが出来た旨を以前にも投稿した通り。

さらに、3&5、6、7号基では安物ではあるが監視カメラ(ハンファQセルズ製「DVR-SL1」)も設置しており、発電所の概況も把握できるようにしている。

また、遠隔監視や監視カメラではないが、野良猫の粗相で悩まされていた7号基では、一部のパネルアレイ下部にぐるっと網を張り、それ以外の部分には猫の忌避する超音波を発信できる装置を数台設置、それらをオフグリッドのソーラーパネル(235W)によって駆動する体制を導入した。

ちなみに遠隔監視の電源は7号基を除いてすべてソーラーパネル(100Wまたは200W位)とバッテリー(12V/50Ahまたは100Ah)によるオフグリッド電源で賄っている。7号基では、電気工事の際に業者さんが制御盤の中にコンセントを一つ付けてくれていたので、デルタ電子の遠隔監視システムの電源はそれを使用している。

1&2号基では、オムロンの「KP-MU1F-SET」という遠隔監視システムを設置しているが、1号基では最近になって不具合が発生したため、メンテナンス中。2号基は色々と紆余曲折があったもののシステムの初期設定まではなんとか完了、それ以降のLTEルータやラズベリーパイの設定作業を近日中に行うことで完了させる予定である。

当面、確定申告の作業に追われているが、それが片付き次第、岡山で作業を行いなんとか今年度中に遠隔監視システムを全基で稼働させる所まで持っていきたい。

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