太陽光発電ムラ・南関東支部主催セミナーと懇親会に参加
さて、PV Japan は終わったが、本日8月1日は太陽光発電ムラ・南関東支部によるセミナーと懇親会(しげる会)が開催される。
実は、本日は太陽光発電ムラだけでなく、鈴鹿のソーラーカー・レースなど様々なイベントがあちこちで開催されるため、筆者として別のイベントの取材も検討していたのである。
諸般の事情もあり、結果的に太陽光発電ムラのイベントに参加させて頂くことにした。
開催場所が通常のように都内ではなく、ややエキセントリックwな相模大野ということで参加者の方の出足が危ぶまれたが、最終的にはほぼ満員となったと聞いている。
セミナーの内容は、初心者の方から、過積載に興味がある既にある程度太陽光発電の知識をお持ちの方、そしてkWhあたり20円台でどうすれば収益性を確保できるのか知りたいという方まで幅広くカバーできているかと思う。
それでいてセミナー参加費は3000円とお得な設定(エキセントリックな場所のせいか?w)なので、電車でそこまで行く時間と費用を考えても(どこから来るかにもよるが…)参加する価値があるのではないだろうか。
ちなみに、トリを務める太陽光発電ムラ代表の太陽王子は、またテレビ番組に出演したようだ:
日本全国の各地方まで津々浦々、さらには海外までを股にかけ、忙しく飛び回っている太陽王子だが、メディアでの太陽光発電ムラのPRにも怠りは無いようである。
サラリーマンが副業で太陽光発電を行う際の注意点とは
次に、今回のセミナーのウリは20円時代の太陽光発電による投資あるいは過積載の太陽光発電な訳だが、もう一つ話題になりそうな裏テーマがある。それは、会社勤めのサラリーマンや公務員が副業で太陽光発電を行うときのリスクや注意点みたいなもの。簡単にいえば、どうしたらサラリーマンが副業で行う太陽光発電投資がバレるリスクを軽減できるか。
ちなみにプログラムには一切関係ないが、太陽光発電ムラの某氏が最近ヘマをやらかしてしまい、勤め先で副業たる太陽光発電投資がバレてしまうという顛末があったのだ。
結果的に、その方は会社側の副業禁止規定のため厳しく叱責され、太陽光発電ムラでの活動を大幅に制限せざるを得なくなったらしい(幸い、副業がバレる→即クビ、とはならなかったそうだ)。
この辺り、筆者の本ブログを含め太陽光ムラ関係者のブログ、さらにはFacebookのコミュニティまで情報を収集されている方には誰の何のことかは火を見るより明らかなのだが(笑)、筆者が勝手にそれを全部バラす訳にもいかないので、このようにボカした書き方とさせて頂いている。
セミナー中はもちろん粛々と産業用太陽光発電の勉強が行われるわけだが、その後のしげる会(懇親会)では、ほぼ間違いなくこのネタで酒席が盛り上がることは確実とみている。
というか、筆者は別にサディストではないのだが、その渦中の人物を弄って遊びたいというか(笑)。
恐らく本ブログをお読みかと思うので、心当たりのある方は覚悟していて頂きたいw。
PV Japanが閉幕、金曜午後も閑散気味で次回以降が課題
最後に、先の3日間にわたって開催された「PV Japan 2015」についてまとめたい。
筆者は結局、初日の午後2時間あまりと最終日の午後2時間あまり現地で取材・見学を行い、当初必見と考えていたものについては、ほぼすべてを見学・チェックできた。
個別の必見ポイントの詳細については、既にITmediaだとか日経BP/Techオンラインなど様々なネットメディアなどでニュース記事が出ているので、当ブログではひとまず控えるが、また必要を感じたら記事にまとめたい。
全体的には、やはり太陽光発電に対する逆風というか曇り空というか、悲観的な見方やマインドから、出展社数や来場者数の減少モードが加速しつつあり、JPEAとして何らかの抜本的な対策を打つ必要を感じた(国は太陽光発電を抑制する方向にあり、政策には期待薄)。
最終日・金曜の午後に会場があんなに空いているイベントというのは、なかなか無いだろう。
テスラモーターズの出展に関しては、マスクCEOやストローベルCTOどころか、サプライズなど全然何もなく完全に筆者の単なる勘違いという結果に終わった(爆)。
だが、昨日会場でお会いしたりょん@fppvさんの考察では、「当初『パワーウォール』も出展するはずだったのが、もしかすると何らかの裏(大人の)事情があったのではないか」との推測で、「なるほど、それはあるかもしれない」と筆者も膝を打った訳である。
つまり、テスラの激安な定置型蓄電池でこの分野の価格破壊がいま起きると、困るのは誰かと言えば……
おっと、これ以上はここで書けないので、また時が来たら改めて記したい(またはオフラインの場などで話のネタとして…)。
コメント
副業と言うことで書かせて頂きます。
太陽光での収入により住民税を別で支払ったり逆に給料から全部差し引かれたとしても結局通常の引き落とし金額では無いので会社の経理はすぐ解ります。
しかし、法人としての副業やアルバイトはどの会社もダメでしょうが副業と見なされるかもしれないアパート経営や自己所有の土地をスーパーや店舗に貸してる人や駐車場で貸しているとか嘗ては祖父祖母の家だった空き家を人に貸している場合でも全て個人事業主です。個人事業で太陽光事業をしている人たちと同じです。
マンションを購入してマンションを貸している人たち(いわゆるマンション投資)も立派なな副業です。会社にどうこう言われる事ではありませんよね、だって転勤で持っていたマンションを人に貸して家賃収入を得ただけで個人事業主です。
結局、自己所有の物件を誰かに貸しているのは副業だからダメだという権利は会社には無いはずです(規約でダメな物はダメとなっていたらダメでしょうが)
個人事業何をしてるんだと聞かれて堂々と太陽光発電をしていると答えるのも気が引けるならマンションを人に貸しているとかでも良いはずです。会社は副業の中身が太陽光なのかは解らないですから。
じゃあ、私はどうかというと住民税は直接納付し会社からの住民税の支払いは毎月千数百円固定の金額が給料から引かれています。通常の給料所得からではあり得ない格安の住民税ですので会社は解っています。でも他の従業員さんでも土地貸しなので個人事業主が何人もいらっしゃるので問題視することは全くありませんが法人を立ち上げた時点で解雇事項に当たるからくれぐれも個人事業の範疇でと釘を刺されています。
副業を持つのはヤバいという事になれば親が突然死んでアパートを引き継がなくてはいけなかったら会社から何か言われますか?会社から解雇だって言われますか?太陽光発電事業者と同じ個人事業主に私は先になりましたが、なっても私は会社からは何も言われてませんよ。
hartpopooさま、
コメントありがとうございます。ご指摘の通りかと思います。
この記事での副業禁止規定が、まさに「法人を立ち上げた」ということだったのです。
ここで触れた某氏が、貴殿のように太陽光発電所を保有していても個人事業主という立場のままであれば、あまり大きな問題にはならなかったかもしれませんが、勤務先とは別に会社を設立し、その代表となってしまった点が副業を禁ずる規定に違反していた点を厳しく追及されたそうです。
節税の観点で、不動産や太陽光の事業は一定の規模を超えてくると法人成りしないと税金で損をする場合が多いので悩ましいところです。
なお、会社の副業禁止規定はともかく、太陽光発電を行っていても勤務先の同僚や関係者には一切話さないと言う方が当方を含めて多いですね。太陽光発電事業を公私の別なく公言できると、気分的により楽なのですが…
何年か前、政府としては副業を奨励しようと厚生労働省が副業禁止規定を原則無効にする法律をつくる試みをしましたが、沙汰やみになっています。最近どこぞの大企業の社長さまはおくさまの太陽光副業が原因で社長をやめさせられました。従いまして副業禁止規定の会社におつとめのかたは社長であれ従業員であれ個人事業であれ、法人であれ、奥様にさせたり等、会社の許可をとらないで副業に手をそめるとただいま現在では解雇の原因になります。副業禁止が就業規則になければ自由です。
とおりすがりのもの様、
コメントありがとうございます。お返事が遅れ、失礼しました。
ご指摘のとおり、給与所得者は解雇されないようにするためには、勤務先の就業規則や副業禁止規定に沿っての対応がそれぞれ必要ですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
私自身ソーラーやっていますが、ソーラーやっている奴にろくな奴はいないというのが実感です。
ソーラーには異常に一生懸命になれるのですが、本業はおろそかになってしまっている。本業に一生懸命であれば、ソーラーなんてやっている暇がないというのが本来の姿だと思います。ま天気とか発電量が気になってしまって、本業に身がはいらない。
本業に支障が出るようではまずいから副業禁止規定があると思います。
多くの人は、周りにはソーラーやっていることは内緒にしていると思います。
堂々とできないというのは、何かしら後ろめたいことがあるからだと思います。
社長夫人のソーラーは東急不動産の事例でしょうか?
これは、コンプライアンスに問題があったためで、直接的には違うと思います。
副業にしてもあらかじめ会社から許可を得ればいいというふうになっているところもありますので、何でもかんでも禁止ということではないと思います。
蛇野様、
私も発電量は気になりますし、ロクな奴ではないのかもしれませんが(苦笑)、後ろめたいとは特に思っていません。
ただ、諸般の事情を考慮すると、プライベートな副業の事情を雇用主や同僚に何でもかんでも明け透けに話すことはリスクですし、あまり得策とも思えないので、言わないということはあります。
また、詳細は差し控えますが、立ち入った経緯も色々とあり、太陽光に限らず副業を継続的に行っていること、会社側に対してそれを咎めたてられるような筋合いでもないこともあります。(逆に、副業とはまったく関係ないあることがバレて、会社側から自粛を指示・要請されていることもあります。。。)
ご指摘のように、会社によって副業に関する規定は色々と異なりますので、その辺はそれぞれが対応すればよい、対応すべきという旨には同意いたします。