ドイツ・ハンブルグでスマホ(Xperia arc S/Android)用の格安なプリペイドSIMカードを入手しデータ通信で活用した。欧州での仕事を効率よく進めるためである。
ドイツでプリペイドSIMをゲットして活用する方法は既に他の方が公開している情報もあり、筆者もそれを参考にさせて頂いたが、細かい所ではやはり色々と苦労や工夫があったので、こちらでご紹介したい。
なお、この情報は欧州でプリペイドSIMを挿入して利用可能な端末があることが前提である。SIMロックがかかっている日本国内の端末をお持ちの方は(可能なら)SIMロックの解除をスマホを購入した店で行ってもらうか、個人輸入などでSIMロックフリー端末を入手してから、本稿の記事を改めてご確認頂ければ幸いである。
プリペイドSIMの入手@Rossmann(ドラッグストア)
筆者が今回SIMカードを入手した店は、ハンブルグ駅施設の構内の2階にある「Rossmann」というドラッグストアである。日本だとマツモトキヨシのような感じの店で、ドラッグストアというよりスーパーに近い(といっても生鮮食料品は無いが)。
ドイツで著名な家電量販店のSATURNは、日曜日ということで閉店しており他に選択肢が無かった。しかし、日曜も開いていたRossmannでプリペイドSIMを購入できたため、その後の出張を非常にスムーズに進める事が可能となった。
(というより、プリペイドSIMカードが入手できていなかったら、出張の効率が大幅にダウンしていたことは間違いない。この辺の事情についても、追って後述する)
geiwaiさんの関連記事(下記リンク参照)によると、Rossmannでは継ぎ足し用のカードしか売っていなかったそうだが、筆者がハンブルグを訪れた2015年11月の時点ではプリペイドSIMも扱っていた。Rossmannはドイツではほぼ全国に店舗があるようなので、ある程度の規模の街であれば、店舗がありプリペイドSIMも入手できる可能性がある。
「Blau」のプリペイドSIMカードを約10ユーロで購入
プリペイドSIMは、レジの少し奥にあるプリペイド・カード類がひとまとまりになっている所にいくつかの種類が陳列されていた。最近、欧米ではアップルのiTunesやアマゾンなど様々なプリペイド・カードが販売されており、プリペイドSIMもその一種類ということのようだ。
どれを買うかで少し思案したが、geiwaiさんの記事でも定評があるとのことから筆者も「Blau」のプリペイドSIMカードを選択した。取扱説明がドイツ語しかなく英語ならなんとかなる筆者でもかなり骨が折れたが、それだけの苦労をしてでも現地でスマホが使えるようになるプリペイドSIMを入手する甲斐があることは保証する。
(っていうか、無いとマジで出張なんかスムーズに出来ない。ガイド付きのパックツアーでない限り、観光旅行でもそう。東京など日本の大都市でもスマホなしの生活が今や想像できないことを思えばご理解頂けるだろう。)
他のプリペイドSIMも次回またドイツに来ることがあれば、試してみたい。
BlauのプリペイドSIMにも、二種類ほどあったのだが、今回は一週間の出張、それもドイツ国内の滞在は2~3日だけと短いので、1GBで9.99ユーロのSIMカードを買った。BlauのSIMカードは、マイクロ、ミニ、標準サイズのいずれのSIMカードスロットでも使えるよう、配慮されているのは優れている。
これで英語や日本語の取説があれば、本当にどれだけ簡単に設定やアクティべーションが出来たことか…orz
なお、ドイツではプリペイドSIMの購入で身元の確認などを求められることがあるらしいのだが、今回の筆者の場合は一切そういった確認などされず、レジでミネラルウォーターと一緒に買い物をし普通に支払いを行って終り、と幸い何も問題なかった。
【大変参考になった、geiwaiさんのブログ関連記事】
(続く)
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