太陽光発電所・7号基が呉で売電を開始

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この5月中旬、当方がこれまで計画していたプロジェクトとしては最後となる7基目の太陽光発電所(設備容量:55kW、連系出力:49.9kW)が広島県呉市で連系を完了、売電を開始した。

広島県呉市で5月中旬に稼働を開始した当方の太陽光発電所7号基

その際、全162枚の太陽光パネルのうち、1枚に破損があったことを施工業者より知らされており、その一枚だけを除外しての稼働となった。

7号基では、破損パネルが1枚見つかったため、それを除外して売電を開始した

その後、同型番のパネルを販売業者から予備や今後の利活用も考慮に入れて10枚調達し、9枚を岡山の1号基に保管、1枚だけを7号基へと自分で陸送、その設置もなんとか完了し現在に至っている。

破損パネルの交換作業が完了した7号基(広島県呉市)
破損パネルの交換が完了した呉の7号基(東側から撮影)

以前からの読者の方であれば良くご存じの通り、本ブログは更新を行っていなかった。 ここ数年ほど色々と思う所や経緯などがあったからである。

本ブログの開始時、筆者は会社勤めの副業として産業用太陽光発電の事業を開始し、それ以降、年に1基か2基ずつ連系し年金を補完することも可能となるような収益の柱を構築してきた。

今から4カ月ほど遡る2020年3月、勤務先が解散することに伴う会社都合の退職によって、そのような状況に終止符が打たれた。家内の希望もあり、現在、一応再就職活動を行ってはいるが、事実上、太陽光発電の専業事業者となっている。

その過程では、家内が3号基で防草シート敷設の作業を手伝ってくれるといった(良い意味で…)想定外の「事件」も起こった。

太陽光発電が副業であった頃にはけして考えられなかったことだが(苦笑)、筆者の勤務先解散が、それ位大きなインパクトのある出来事だったことは確かだ。想定外と言えば、現在巷で喧しく報じられている新型コロナウイルスの感染拡大もだが…

閑話休題、呉市の7号基の話に戻る。

この発電所は、呉市の西側の住宅地の真ん中にあり、しかも直接クルマで乗りつけることが出来ない。

周囲には何軒もの民家があることから、ご近所の方々への配慮も必要であり、連系の完了後もまだ何かとしなければならない作業が残っているため、梅雨空の間を縫うようにして先週も数日間を費やして作業をしてきたばかりだが、やり残した作業を進捗させるため近日中にまた現地に行く予定である。

また、配慮や対策が必要なのはご近所の人々だけではなく、野良猫も含まれる。

多段架台のようにパネルを並べた本発電所の北端には、隣地の崖というか壁のような部分にほとんど接している箇所が一部あり、そこから猫がパネルの上にやって来ることが明らかとなったのである。

しかも、その猫は当方の発電所に来て歩いたり休んだりするだけではなく、パネル下の砂や土の露出部分を「トイレ」にもしていたのである。これには参った。先の作業期間中に、それらの猫の落とし物を掃除するとともに、超音波によって猫を撃退する機器を速攻で調達、4機を発電所内に設置することで猫忌避対策を施した。

ただ、発電所の面積(400m2弱)はパネルを置くにはギリギリだが、野良猫のトイレとしては十分すぎる広さであり、4機ではカバーしきれるか少々心許ない。ということで、次回の作業時にはその点も確認し、必要であれば、あと1~2機を追加して設置する方向である。

これまでに何基かの太陽光発電所を手掛けてきた筆者だが、野良猫に悩まされたのは今回が初めてだった。

さて、今日はこの位に留めておくが、これまで記事にするつもりでいたがサボって書いていなかった3号基~6号基についても、記憶を辿りつつ追々認めていきたいと考えている。 宜しければ、お手すきの際にでもご笑覧頂ければ幸いである。

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