憤る太陽光発電事業者として海外メディアに取材された件

この記事は約3分で読めます。

本ブログの記事数が500本を超えて…

ともすれば、つい時間を浪費してこの太陽光ブログを書き損ねてしまったりするのだが、一応毎日の更新を自分に課しているので、「時間差攻撃」(投稿予約)にて更新することとしたい。

貴殿(貴女)がこの記事をお読みの現在、筆者は新潟県で開催中の太陽光発電ムラ合宿で、太陽王子のソーラーシェアリング発電所の見学をしているか、とある温泉宿にてセミナーや懇親会に参加しているかである。

彼のソーラーシェアリングを取材すれば、恐らく本ブログに書くネタもまた色々と仕込めることは間違いないのだが、日曜日に帰宅するまでは記事としてまとめる時間を中々取れないと思われるため、それまで暫くの間はこの記事やこれまでの記事などでも是非お読み頂ければと思う。

(ちなみに、このブログの記事数は最近500本を超えた。昨年8月に書き始めて1年ちょっとで500本はまぁペースとしては悪くないと思っている。)

太陽光発電に関係あること、無いことを含め、日々色々なことがある。

今回は、「九電ショック」やそれに端を発した固定価格買取制度の改正などに関して最近ある海外メディアに筆者が取材を受けた顛末について自身の備忘録も兼ねて記しておこう。

それは2週間ほど前に遡る。

海外メディアから取材依頼が来た!

筆者の太陽光発電ブログを恐らく、「九州電力ショック」などのキーワードで検索されて辿り着いたと思われるその海外メディアの記者(日本人の女性)の方から、コンタクトフォーム経由で「国のFIT政策変更の動きについて是非ご感想のコメントをお願いしたい」とのご連絡を頂いたのである。

「おぉー、あの○○○から取材の依頼が来た!(・∀・)」と言う感じで、筆者のブログもまんざらでは無いかな等と悦に入っていた。

その後、何度かメールにてやり取りさせて頂いて、上述の件で感想やコメントをさせて頂き、その記者の方が執筆した記事(英語)は先月の末頃にネット上に公開された。

ところが、その記事にはかなり大きな事実誤認があった。

例えば、メール取材中に少なくとも2回は筆者の太陽光発電所が岡山にあることをはっきりと書いていたのに、その記事では筆者が九州に在住で筆者の50kW太陽光発電所が自宅のすぐ傍にあるという、事実とは相当に異なる記述となっていた。

また、その記事中では筆者が売電しなければならない先が九州電力となっていたが、それも大きな誤りで、本ブログの愛読者の方なら誰でもご存じの通り、当方の売電先は中国電力であるということもその記事ではきちんと記されていなかったのだ。

事実と異なる事を書かれてまで有名になりたいか

さすがに、これは事実誤認が酷過ぎると思い、記事の訂正をメールにてお願いしたのだが、「記事は既に送信されており、そのような”細かい修正”は出来かねる」とお断りされてしまった。

筆者が九電や国のやり方に強い憤りを覚えること、筆者がブログでも表現していた「再エネ買取中止ドミノ」といったことが、その英語の記事でも伝えられていたことは結構なことなのだが、事実と異なることを書かれてまで有名になりたいとも、海外メディアに取材されてラッキーだ等とも筆者は思わない。

ということで非常に遺憾なのだが、これもある意味で修業というか、そういう定めだったのかもしれない。海外の著名メディアの取材~♪などと浮かれていた筆者としては深く反省するしかない。

と・・・十分に反省ししつつも、イヤなことは水に流して気分を切り替え、新潟でセミナーのセッションも一つ担当した後には太陽光発電の仲間と美味い酒を飲み、温泉で温まり、気分を切り替えるのもまた良いかもしれないw。

【おまけ】
件の英語記事を読んでみたいという知的探究心旺盛な方は、”Fukushima”と”glut”でグーグル先生にお尋ね頂ければ、その記事をすぐに教えて頂けるだろう。

コメント