FIT社?の置き基礎架台プチソーラー

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(「吉備中央町のミドルソーラー」の続き)

岡山市北区に行く途中で見つけたプチソーラーミドルソーラーの見学後、岡山市北区の某所に向かう途中の道路沿いに低圧連係の太陽光発電所(プチソーラー)を発見したので、少し観察することにした。

太陽光発電の業界関係者であるAさんによると、この太陽光発電システムはFIT社によるものらしい。

筆者が見ても直ぐに分かるが、特徴は太陽光発電パネルの置き基礎架台とその傾斜角度だ。
5度位だろうか。ほとんど平坦で、次の写真でもすぐに分かると思う。

FIT社?のプチソーラー。パネルの傾斜角が非常に浅い。傾斜角度がほとんど平坦に近いので、ソーラーパネルのアレイを離して設置する必要がない。

つまり、同じ設置面積でもより多くのソーラーパネルを敷き詰めることが可能になる。

 
あと、台風や竜巻など、強風に対してもこれならほとんど心配が無いかもしれない。

もちろん傾斜角度があまり無いので、発電効率はかなり落ちると思われるが、その分をパネルの枚数でカバーするというワケだ。

FIT社?のプチソーラー(岡山市北区の某所)基礎はコンクリートで、その上にソーラーパネルが固定されている。

また、雑草対策に防草シートの敷設も行っており、色々とよく考えて作られた太陽光発電システムであることが分かる。

Aさんによると、太陽光発電パネルでは中国サンテック社製の5インチ太陽電池セルを採用しているようだとの話である(現在は6インチの太陽電池セルが主流)。

ただ、Aさんは一番手前のソーラーモジュールの部分にヒビが入っていて、ダメになっているとの指摘をしていた。

また、岡山では滅多に降らない雪なのだが、この週末は10年ぶりとは言え大雪になった。

傾斜角度が5°だと、太陽が昇って周囲の温度が上がらないと雪もなかなか溶け落ちてくれず、発電効率が上がらなそうだ。

まぁ、この辺では雪がこんなに積もることなど滅多にないので、こういう状況は想定外と言えるかもしれない。

(続く)

コメント

  1. PVeye より:

    いつも楽しく拝見しています。
    今日のブログで紹介された建部町のプチソーラーを所有しているPVeyeと申します。話題にあがっていた太陽光パネルは中国のスカイベースソーラーのものです。パネルがひび割れてる可能性ありと指摘頂いてありがとうございます。今月の予期せぬ豪雪の関係かもしてないので確認したいと思います。取り急ぎ御礼のみにて失礼します。
    因みに、傾斜は7度ですが、土地自体が若干傾斜している関係で冬の発電量も意外に良いものとなっています。また、情報交換させてください。
    今後とも宜しくお願いします。

  2. bigfield より:

    PVeyeさま、

    初めまして、コメントありがとうございます。

    まさか、このシステムの所有者の方がご覧になり、すぐにお便りを頂けるとは思ってもみませんでした。

    失礼な点などあったかもしれませんが、どうぞご容赦下さいませ。

    こちらこそ、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

  3. […] 以前、他の方の太陽光発電ブログで自分のソーラーが紹介された時は驚いたものです。 […]