(「鶴の浦ソーラーパワーを探訪」の続き)
Yさんのご厚意に甘えての岡山プチソーラー&メガソーラー探訪、前日のS社の津山メガソーラーとも相まって、この週末は本当に色々な太陽光発電所を見学させて頂くことができ、大変に勉強になった。
そろそろ打ち止めとなるが、読者の皆さまにも是非最後までお付き合い頂ければと思う。
施工会社S社のプチソーラー、パネルは京セラ、セコムでガッチり遠隔監視
JFEエンジさんの7MWメガソーラーの後に見たプチソーラー/ミドルソーラーの一つは、そのS社が倉敷に所有・運用していたもの。
当初、営業のSさんにたくさん太陽光発電所を見せて欲しいような依頼をしていたのだが、結局津山のメガソーラー1カ所と施工現場1カ所だけだったので、倉敷でも見れたのが幸いであった。
ただこの太陽光発電所はS社が公開している情報にも掲載されていない。
うーむ、隠しキャラみたいな…
しかも、この発電所のソーラーパネルは、設置角度がやたらと急な感じなのだ。これで30度くらいか?
ソーラーパネルは、フレームの端っこに排水用の溝が切ってあるので、京セラだと分かる。
(これも昨日教えてもらったことだが。写真も前日撮影したもの)。これがあると、雨水が貯まらず、埃やゴミも流れるという優れものである。
フェンスの周囲を歩いてみると、津山のメガソーラーもそうだったのだが、セコムでガッシリ警備されている。
この辺、S社さんは抜かりがなくしっかりしている。
フェンス越しだと見ることが出来る範囲も限定的なので、しばし眺めた後にここを離れ次へ。
ソーラーフロンティアCISのプチソーラー、雑草対策が後手に
次は、Yさんの知人で腕が少し不自由なお爺さんが所有しているというプチソーラー。
太陽光発電モジュールは、ソーラーフロンティアのCIS系で見た目の黒光りが相変わらず格好良い。
ところが、このプチソーラー、お爺さんの身体が不自由であるために雑草対策が後手に回っているというのだ。
この写真でもお分かりの通り、太陽光発電パネルの周囲は草茫々という有り様。
このCIS系プチソーラー、道路脇から少し見ただけだが、結構奥行がありアレイの数が多く、50kWではなく100kW近くあるようだった。
雑草対策さえしっかりやれば恐らくきちんと収益も上がっているはずだが、少なくとも5~10%程度は収益の損失が出ているのではないか。
何とかすれば良いと思うのだが…
(続く)
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