「ハンファソーラーパワー杵築」に度肝を抜かれる

ハンファQセルズのメガソーラー@大分県杵築市山香町

昨日、見たあるメガソーラーについて記しておきたい。
このメガソーラーについて知ったのは、ネット上の関連記事を見たからである:

大分県で約24MWのメガソーラー、ハンファQセルズが稼働 - メガソーラー - 日経テクノロジーオンライン

場所は大分県杵築市山香町、筆者の実家からもそう遠くないので今回是非見学しておきたいと思っていたのである。

入り口が分かり辛く、現地に着くまで周囲を少々うろついたが何とか現地に辿り着いた。
国道10号線から横道に入り、かなり急で曲がりくねった坂道を上り、しばらくクルマを走らせると、山腹にソーラーパネルを置いたメガソーラーの一部が右手に見えた。

ハンファQセルズ・メガソーラー「ハンファソーラーパワー杵築」

さらにクルマを走らせると、ほどなく到着した訳だが、日経BPの記事で書いていた通り、正に山全体にパネルを貼り付けたと言う感じのメガソーラーである。

ハンファQセルズ・メガソーラー「ハンファソーラーパワー杵築」

このメガソーラー、筆者の太陽光1号基で採用したハンファQセルズによるものである。
品番は「Q.PRO-G3」で、255Wのソーラーパネル。筆者の発電所では運よく260W品を調達できたのだが、ハンファQセルズ全体では255W品の方が多く出回っている感じだ。

枚数は筆者のプチソーラーとはケタ違いな約9万8000枚ほどを造成した山にベターっと貼り付けている感じなのである。

ハンファソーラーパワー杵築

これは見た目にも圧巻であることは確かだが、こういう太陽光発電所のあり方が果たして好ましいかと言う点では、率直に言って少々疑問とも思えなくもない。

ハンファソーラーパワー杵築

日本でも再生可能エネルギーの固定価格買取制度が施行されてからというもの、日本全国津々浦々で太陽光発電所が鬼のように増殖した。その結果、耕作放棄地や空き地、遊休地だけでなく、山林などでも森林を伐採してソーラーパネルを設置したという例が少なくない。

自然エネルギーを創るためなら、環境破壊や森林の伐採もやむなしというのでは、やはり本末転倒と感じる。もっとも、このメガソーラーの場合、もともとゴルフ場になる筈の予定地が、景気が悪くなったためにその計画が中止となったそうなので、ゴルフ場かメガソーラーかの違いということだけのようではあるが。

ところで、ハンファQセルズと言えば、つい最近大きな動きがあった:

同社の1/21付ニュースリリース(英文):

 Hanwha Q CELLS to Reshape its International Production Setup
(ハンファQセルズがリリース文削除のため、リンク削除、2015/12/30)

分かり易く解説した記事(英文)

 Hanwha Q Cells' exit from Germany reflects weak European PV market: pv-magazine

要するに、ハンファQセルズは需要の大幅な増加が期待できない欧州・ドイツでの太陽光発電モジュール生産から撤退し、より低コストな地域(マレーシア等)での製造に集中するということである。

当然ながら、中国メーカーとの競争が激しいという背景がある訳だが、ドイツ経済にとっては痛いかもしれない。ドイツと言えば、ソーラーワールド(筆者が3~7号基で採用予定)というもう一つのブランドがあるが、こちらは今後どの程度ドイツ国内での製造を維持できるか、注目される。

ハンファソーラーパワー杵築への行き方

【おまけ】として、ハンファソーラーパワー杵築、見学をしたい方のために道路の分かり辛い場所について補足しておこう。

国道10号線を大分方面から山香町へと向かう場合、ハンファソーラーパワー杵築の方に向かう道の目印は以下のとおり:

ハンファソーラーパワー杵築に行く途中の分岐点の目印

この写真のように「交通安全 大分山香ライオンズクラブ」のパトカーの置物と「風と文化の香るまち やまがへようこそ」という風車の形の看板が見えたら、そこを右折して細い道に入り、あとは道なりに数分ほど走れば現地に着くはず。

北九州方面からだと、こんな感じ:

ハンファソーラーパワー杵築への分岐点(国道10号線を北九州方面から来た場合)

(この風車の看板の手前の細い道を左折)

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