太陽光発電の保証書

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保証書のパッケージ我が太陽光発電所1号基の保証書その他の書類一式が施工業者のS社から届いた。

領収書もちょっと催促しないと送られてこなかったりと、施工が終わった後は色々と滞っていることもあった(多分、人手不足?)し、恐らくこれから発電所を作る新規のお客さんへの対応を優先しているのだと推測している。

保証はどうなっているのだろう?と少し思案していたところに保証書が送られてきたので、タイミングとしてはぎりぎりセーフといったところか。

施工完了した太陽光発電所の支払いをきちんと済ませた客の立場としては、もう少し早く送って欲しかった気もするが。

で、その保証書のパッケージから早速中身を取り出してみると…

保証書(太陽光発電モジュール)

という感じで、きちんと冊子状にまとめてある。
その内訳をリストアップすると以下の通り:

  1. ソーラーパネル(太陽電池モジュール)とパワーコンディショナー(パワコン)の保証書
  2. パワコンの検査成績書
  3. パワコンの取扱説明書
  4. 系統連系申込書(写し)
  5. 電気使用申込書(写し)
  6. 電力需給契約申込書(写し)
  7. 系統連系申込書(写し)
  8. 電気設備図面(写し)
  9. 引込線・計器工事設計書(写し)
  10. 太陽光電池モジュール配置図(写し)
  11. 太陽電池モジュールとパワコンの接続図(注:図面名は太陽光電池モジュール配置図)
  12. W型陸上架台の設計図

 

と言う感じで、筆者の太陽光発電所のソーラーパネル、パワコン、架台の三点に関するすべての保証書と仕様書や取扱説明書が入所できたことになる。

パワコンについては、メーカーのオムロン自体ではなくQセルズが保証することになっているが、これはQセルズがオムロンとOEMとかそういった類の供給契約を結んでいるのだろう。

と書いた所で、保証書が一つ抜けている事に気が付いた。
架台はS社のオリジナル製品なのだが、これの保証書が無い。
これについては、早速明日問い合わせてみよう。

それに、ソーラーパネルの検査成績書も入っていないが、これは言えば送ってくれるようなことを確か、点灯式の日にTさん(この日にだけお会いした、筆者の営業担当ではない女性の方)が話していたっけ。これもついでに聞いておくか。

いま保証書を眺めてみて、改めて思ったことがある。
それは保証の内容自体も重要だが、故障やトラブル等が起きた時の対応の重要性だ。

ちなみに筆者の場合、Qセルズ社製・太陽電池モジュール自体の保証は連係日より25年間。パワコンの保証期間は、連係日より10年間である。

何らかの有償のメンテナンス契約などを結ぶのも手だが、部材等に対しては基本的に販売代理店を介して修理や交換を依頼することになる。10年、20年という長期に渡ってである。

したがって、施工業者選びというのがやはり非常に大切になってくる。

筆者の太陽光発電所1号基では、何度も書いているように決して安くは無かったが、施工はかなり安心出来るレベルで行ってくれており、筆者への対応も及第点と思っている。

(細かい所にケチを付けるとキリが無いが…例えば、今回送付してくれた保証書の冊子も目次が無い、とか。)

施工の段階で手を抜いたり、施工費用を浮かすためにこっそり欠陥工事を行ったりする業者は問題外。それ以外でも、しっかりとした対応が見込める業者が理想である。

コメント

  1. らのり より:

    うちも、”保証書はメーカーから2ヶ月位で送付”とのことでしたので、あと半月ほどしてこなければ催促です。その他架台などの施工保証は工事店なので竣工1週間後くらいで着ました。

    しかし、電気設備図面(ストリングとパネル配置など?)もきちんと出してくれるのはいい会社ですね。差し支えなければまた参照させて下さい。うちが頼んだところは配線図系はなしでした・・・・

  2. bigfield より:

    らのり殿、

    コメントいつもありがとうございます。

    私が今回の1号基設置で起用した業者は、岡山での実績は恐らく県内でも1、2を争うレベルと思います。

    しかし、価格もそれなりに高かったこともあり、太陽光発電ムラの他の方と話していてもあまり良い評価を聞くことが多くなかったように思うのですが、らのりさんとお話をしていて結構良い面が多くあったので再評価していて、初めての施工業者としては悪くない選択だったかなと改めて思います。

    あとは同じ会社でも担当営業さんにもよるかもしれないですね。

    私の担当の営業の方は、人当たりが良くてもともと営業には向いている方だと思いますが、顧客のために一生懸命やってくれているという事は私にも伝わってきてましたので。

    ただ太陽光の事業拡大で忙しくて人が足りないせいか、四国まで遠征されて、その後に私に同行して発電所の現地までクルマで往復したりするときに、しきりに眠くなって寒い日に窓を何度も開けたりされたのは、少し閉口しましたが(笑、でも事故に巻き込まれるよりマシw)。