GPIFの株運用で年金基金が大損、誰が責任取る?

年金関連のニュースがあったので、久し振りに年金の話題なども書いておこう。

TBSで1月17日放映分の番組「時事放談」で、丹羽宇一郎前中国大使が年金積立金を株式で運用している件について批判した:

「官僚の方が経済のことも知らないのに株をやって、人の金だからって勝手にやって、彼らは職も失わない、給料も減らない。そういう人が株をやってはいけない」(丹羽宇一郎 前中国大使)

よくぞ言ってくれたというところである。
この丹羽氏という方は、以前の民間(伊藤忠商事)勤務時代に

日本は中国の属国として生きていけば良い

などと物議を醸す発言をしたこともあるらしいのだが、今回の年金のGPIF運用と損失、それに対して誰も関係者が責任を取らないことなどは正論であること、年金の掛け金を毎月きちんと払っている(サラリーマンであれば源泉徴収で天引きされるため、逃れようがない…)人からみれば当然だろう。

案の定、最近になって何兆円だか正確な額すら分からないが、我々国民の年金が大幅に損失を被ったというニュースを見聞きしている。

このGPIFの件も立腹ものだが、元々大前健一氏も指摘しているように、我々の年金は既に元本割れしている。昭和一桁生まれの我々の親などの世代はうまく逃げ切れた訳だが、我々が払った分以上の年金をもらうことは恐らく出来ないとみられているのである。

そこへ来て、GPIFでの無責任な年金の扱い方を見ると、怒りを通り越して呆れるほかない。

しかし、政治家がこの問題について何も対応をしてくれない以上、結局、太陽光発電などの手段によって自分でせっせと個人年金を用意しておくしか、安心して老後を迎えることすらできない訳である。

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