太陽光発電所で草刈りしつつ考えたこと

昨日、防草シート等を受け取った後は、ひたすら太陽光発電所内の草刈りに没頭した。

太陽光発電所を運営すると、何らかの雑草対策は絶対に必要なので、このようなこととなったが、都会暮らしだと草刈りや草むしりなどほとんどすることが無い。

日頃、東京の勤め先では空調の利いたデスクでパソコンに向かって資料を作ったり、会議を行ったりで、こういう肉体労働とはほとんど無縁だからだ。

なので、慣れない作業で戸惑いつつも、雑草との格闘のために筆者が用意していた秘密兵器「草ヌッキー」を駆使しつつ、日が暮れるまで草刈りの作業に勤しんだのである。

草刈りの秘密兵器「草ヌッキー」

「草ヌッキー」の先端部

しかし、いくら秘密兵器といっても所詮は手作業で、50kWの太陽光発電所の200坪を超える敷地の雑草を全部抜くのは、やはり大変である。(実際には、ソーラーパネルの前面の雑草のみ。ソーラーパネルの裏側や下に生えている雑草は影にならないので、とりあえず手抜き)

草刈りや雑草対策にも省力化、効率化が必要

太陽光発電所での作業でいろいろと体験して痛感させられたことは、様々な作業や工事ではそれぞれどのように効率化を図るかが色々と考えられ実用化されていることで、我々自身のレベルでもそういった効率化を取り入れないと、手作業で全て行うのは非常に骨が折れ、効率が悪いということだ。

例えば、石や岩だらけの土地にスクリュー杭を埋め込むには、ユンボとスクリュー杭用のアタッチメントを使うのが、太陽光発電の施工業者にとっては常識である。

また、農作業で農地を耕したり稲を刈ったりするには、トラクターやコンバインといった農機を使わないと、広い田畑で手作業をするのは大変だ。

草刈りや除草でも、やはり機械を使ったり、農薬・除草剤を使ったりということを考えないと、家庭菜園レベルならともかく、100坪、200坪といった広さのレベルだと本当に骨が折れ時間的な効率が悪い。

雑草対策は雑草が生茂ってしまう前に行うべし!

あと、雑草対策は、雑草が生えて来てから行うのではなく、理想的には雑草が生える前に行う方がはるかに楽だということ。

ソーラーパネルに影を作りそうな雑草

筆者の場合、土地を入手してから何度も岡山の現地には来ていたので、雑草対策も草が生えていない冬場~早春頃からきちんと行っていれば、もっと楽だったのにと思うと忸怩たる思いである。

野草の知識があれば、駆除の必要がない雑草が分かる

また、苦労して雑草を抜きながら考えていたのは、もし筆者がもっと野草の知識を持っていたら、ということだ。(そう言えば、小学生か中学生の頃、筆者は「野草観察クラブ」に属していたことがあったのを思い出した。。。)

つまり、雑草は全部が害だと思うから、大変な苦労をしながら全部抜こうとする訳だが、もしかしたら駆除しなくて良い雑草もあるのではないか、とも思ったのである。

見た目に明らかに丈が長く、早めに抜いておかないとソーラーパネルに影ができそうだという雑草は当然ながら抜いたり刈ったりする。

それ以外に地面の低い場所に生えていてあまり丈が高くない草もある。だが、影を作る恐れがあると思うから全部刈る。

しかし、そういう草をもし抜かずに済むのなら、その方が楽だし自然環境の保全にもなる。

別に筆者が心優しい人間だ、等と聖人君子のフリをする気などないが、紫色や黄色の可憐な花を咲かせている野草(雑草というより野草と言う方がイメージ良いよね?)を秘密兵器・草ヌッキーで根こそぎ抜いたり、ガリガリと刈ったりするのは、ちょっと可愛そうにも感じ、心が痛んだということもある。

紫色の可憐な花を咲かせている雑草

それらの花を付けた野草を無理矢理に抜かなくても、ソーラーパネルに影を作るほど成長しない種類の草であると知っていたら、それらを抜かずに放置する手もあるからだ。

「雑草」という名の植物は存在しない

「雑草」という呼び方は「害虫」や「雑木」と同じ、人間が勝手に決めつけたことで、別にそれらの動植物の立場からすれば、人間が何勝手な事決めつけやがって!、ということにもなるのである。

太陽光発電で楽して稼ごうという人間の勝手な都合で抜かれる野草からすれば、堪ったもんじゃねえよ、と。

それに、雑草や雑木は生きていれば呼吸と同時に光合成を行っている。つまり地球温暖化ガスである二酸化炭素を取り込み、酸素を空気中に放出することで温暖化の防止に多少なりとも貢献している訳だ。

閑話休題。

ともかく、昨日は二列あるソーラーパネルのアレイの南側の前面はほぼ雑草を刈り終わった。
本日で一応二列の両方の前面の雑草を駆除し終わっている予定である。

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