地熱バイナリ―発電の事業機会とは

この金曜日に勤め先の仕事が入り、帰省も兼ねてこの週末を九州で過ごすことにした。

前回は確か夏の終り頃だったと記憶している。九電ショックが勃発する前であり、九州で太陽光発電の用地探しに夢と希望をまだ持っていた頃だ(苦笑)。今のところ、九電は川内と玄海という二か所にある老朽化した核分裂湯沸し発電所の容量をすべて電力供給量に含めており、残念ながらその辺の方針を変えてくれない限り、筆者が郷里の九州にプチソーラーを保有するという望みは無さそうである。

その代わりと言ってはまだ不確定な要素が多すぎるのだが、地熱バイナリー発電、あるいは温泉熱発電での可能性を探れたらとは考えている。実際、仕事でもその辺の取材を行う訳で、1年半ぶりに50kW~100kWクラスの地熱バイナリー発電所を見学させてもらえることになりそうである。

地熱バイナリー発電所

地熱バイナリ―だと源泉の権利を持っていなければならないとか、太陽光と比べて事業参入のハードルがぐっと高まる訳だが、最近は源泉を持っていなくても、お湯と水蒸気だけを借りるといった事業スキームも出始めているようだ。これは、太陽光で言えば、用地を買わずに借りてソーラーパネルを置くことに相当する形。源泉の権利を保有する温泉などの事業者としては、バイナリ―発電機を置く場所とお湯(または蒸気)を貸すことによってほぼノーリスクで収益を得られるというメリットがある訳だ。

残る課題は、バイナリー発電事業における資金繰りだ。

太陽光発電なら、部材のコストが下がったおかげで50kW未満なら2000万円もあれば足りる。バイナリー発電では、発電機本体の価格が3000万~4000万円、工事費などを含めるとやはり億単位にどうしても跳ね上がる。

したがって、そのレベルの余裕資金がふんだんにある企業や資産家、または資金調達力のある企業や経営者でなければ手が出せないのが現状だ。

実は、今回はその辺の内情や最新事情をいろいろと聞くことが仕事なのである。
本ブログでどこまで情報を出せるかは微妙なところだが、可能な範囲でお伝え出来ればと思う。

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