我々は「PV Expo 2015」に何を求めているのか

早いもので、今年もまた「PV Expo 2015」が開催される2月下旬となった。

数日前も寒波が来て寒さが苦手な筆者は縮こまっていたのだが、昨日は急に暖かくなり春の到来が感じられるような気候だったりした。

早春のこの時節は、「三寒四温」と言う位で寒暖が交互にやってくるものだが、とにかく春の陽気が訪れるのが待ち遠しいし、晴れ間が一日でも数時間でも多くなることを願ってばかりである(晴れの日を希うのは、別に暑さ寒さには全然関係ないのだがw)

このPV Expo、これだけの単独開催ではなく「スマートエネルギーWeek」と称して互いに関連のある展示会が一挙に会場の東京ビッグサイトでは共催となるのだが、会場のフロアプランを見ると、やはり何だかんだと言っても、まだまだ太陽光が本イベントの中心であることは明らかなのだ。

例えば、「スマートグリッドEXPO」の規模を「1」とすれば、PV Expoが「3」くらいの規模だろう。太陽光発電システム施工展も含めれば、PV Expoは「4~5」くらいになる。

「売電価格が30円/kWhを割り込むし、優遇期間が終わるので太陽光はもう終わりだ」という雰囲気があるのは確かだ。だが、太陽光以外の再エネの参入障壁がそんなに下がった訳でもない。

売電価格が26円/kWhでも、出力抑制とセットでも、もしかしたら太陽光がまだ最も収益性が高く投資対象たりえる再エネ投資分野であり続ける可能性だってあるのだ。

それにしても、このPV Expoのフロアプランを眺めてみると、昨年、一昨年も既に同様の傾向だったとはいえ太陽電池・太陽光発電モジュール業界の栄枯盛衰を感じずにはいられない。

一昔前には世界の太陽電池市場シェアの上位を独占していた国内の大手電機メーカーは、何とかブース出展を継続させているという感じである。シャープや京セラのブースは、それなりの大きさだが、国内勢でもエクソル、ネクストエナジー&リソース、Looopといった中堅やベンチャー企業の方が大きなブースを出展している。

あとブース出展規模から威勢が良いと言えるのは、言うまでもなく中国勢、そして韓国や台湾などアジアの企業だ。

いずれにしろ、3年間の優遇期間が終わる来年度以降、我が国の太陽光発電市場がどのように推移するのかを見極めるうえで、ヒントとなる何かが今年のPV Expoにはあるのではないかと考えている。

筆者は勤め先の仕事の取材も兼ねて会期中に半日か1日は会場に行くことになると考えている。最終日2/27の金曜は晩方にしげる会もあり、そちらには参加を予定している。

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