太陽光の力率が一律90%に?【PV Japan 2014特集】

本日、予定通り「PV Japan 2014」を見学・取材する。

太陽光発電ムラの方々もそれぞれ既にご覧になった方、明日行かれる方がいるようだ。
明日会場に行かれる方は、どこかでお会いできるかと思うので、その際には是非よろしくである。

ところで、太陽光発電ムラ仲間である「SUNリーマン」さんのブログで非常に気になる話があった。以下、問題の部分を引用する:

案件都度の力率指定が、なんと先月より標準化されため、一律90%になったとのこと。要するにパワコン最大出力のKVA×0.9で抑制される。

(出典:PVJAPANにいってきました。|野立太陽光発電所による原発のない再生可能エネルギーの国を夢見るSUNリーマンのブログ

固定価格買取制度の施行後、この2年あまりで太陽光発電が急増したため、系統網の容量云々というのが電力会社側の言い分となっている訳だが、電気が足りない、節電しろ、と言っている脇で太陽光の力率を一律90%に制限、というのは一体どういうことか。

これが事実であり、かつ既に稼働中の太陽光発電所すべてに適用されるとしたら由々しき問題である。筆者も明日会場で「太陽光発電事業の適切な導入に向けて」というセミナーで確認しておきたいと思う。

もう一つ、PV Japanの開催中に水を差すなよ、と言いたくなる気も少しするが、「日経ビジネス・オンライン」で考えさせられる記事を読んだ:

再生可能エネルギー、日本の常識は世界の「真逆」

この問題提起は必ずしも太陽光発電だけに限った話ではないが、次のような問題を指摘する専門家もいるそうだ:

「国内の太陽電池メーカーは、価格が急激に下落することを防ぐために、談合とも言えるような値付けをしている」

<中略>

 海外メーカーの安価な太陽電池は、「国内販売するために必要な認証などのハードルが高い」という声も漏れてくる。加えて、「電力網との接続工事などの料金が高止まりしていることが、コストを底上げしている。」(電力業界関係者)

こういった辺り、結局、泣き寝入りとなってしまった系統連系の接続工事も経験し、確かに筆者も実感している。

認証や設備認定に関しても、太陽光はともかく、風力や小水力などでは足枷になっていて、その結果、太陽光以外でほとんど再エネの導入が進んでいない現状を見ても明らかに問題だと感じる。

エネルギー問題に限らないが、この国の根深い問題は、やはり「利権」にあるのではないかとつくづく思う。

とまぁ、色々と考えさせられることが多いが、とにかくPV Japanではほぼ一日会場にいるつもりなので、最新情報の収集や市場動向の把握を抜かりなく行いたい。

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コメント

  1. 蛇野 より:

    またまたソーラーに逆風です。
    もう新規でやれるかどうか?私的にはもう終っているのではと思います。

    私の場合、昨年度に申し込んでいて今工事をやっている所です。逃げ切ったのではないかと思っていますが、出来たものに対しても規制が掛かって来ないことをひたすらお祈りしております。

    • bigfield より:

      蛇野さま、

      コメントどうもありがとうございます。

      逆風とのご指摘、確かにおっしゃる通りかと思います。

      ただ、これまでがあまりに優遇され過ぎていたという面があるのもじじつかと。

      私は出遅れたクチですので、まだ挽回したいところです。今後の太陽光を抑制するような規制に対しては、何とか皆で対抗して行ければと思います。

      (もっとも、太陽光の代わりに風力や地熱、小水力が行けるのであればそれでも構わないのですがw)

      ということで、いずれにしましても、今後ともどうぞ宜しくご指導下されば幸いです。