そろそろ本気で学びませんか? 電力自由化

今月より、仕事で電力自由化ないし電力システム改革の調査などに携わっている。

太陽光発電に直接関係するものではないが、当然ながらそれも電力システムの一部ではあるので、間接的には関係があり、その意味では自身の太陽光発電事業のためになるし、大変勉強になると感じている。

切り口は制度やルール等に関すること、そして技術的なことの大きく二つ。
以前、米国のスマートグリッドのビジネスモデルを現地で調べてまとめたことがあったが、電力網に深く関わる仕事はそれ以来のことだ。

例えば、特定規模電気事業者(PPS: Power Producer and Supplier)。いわゆる「新電力」と呼ばれるエネルギー事業者、我々が馴染みの深い大手電力の10社ではない、新しい電力会社がある。

電力小売の全面自由化をあと約1年半後の2016年の4月からに控え、経済産業省が電力業界の改革を行うために、2年ほど前から新電力の参入を推進している。

当初、業界大手のエネット(NTTファシリティーズ、東京ガス、大阪ガスの合弁会社)をはじめ両手で数えると指が余るほどしかPPSは存在しなかった。今でもエネットが最大のPPSであることに変わりは無いものの、上述の経産省の方針もありPPSとして電力小売り事業に参入するために登録する会社が激増し、現在ではなんと440社もある。

その新電力の一覧は、経産省・資源エネルギー庁のホームページで公開されている:

特定規模電気事業者連絡先一覧|電気事業制度の概要|資源エネルギー庁

このリストを色々と見ていると、どこかで見覚えのある会社の名が・・・

PPSのリスト@経済産業省・資源エネルギー庁

おおっ!太陽王子の会社がPPSとして公開されている!!

そう言えば、太陽王子が「新電力として届け出を出した。Wordの紙一枚出すだけ…」とブログにも書いてたっけ。

最近、あるビジネス関連のセミナーに参加した。そこで講師の方が「政府の制度改正などにチャンスがある」と言っていた。その方はコインパーキングやアパートなどの賃貸物件で成功されている方で、セミナーでは太陽光発電も制度改正で生まれたチャンスだと言及していた。

コインパーキングについては、もう相当に遅いので参入しても良い物件を取得するのは中々難しいだろうと感じているが、筆者が仕事で調査している電力自由化・電力システム改革も確かに政府による制度改正の分野に他ならないのである。

太陽王子に倣って筆者もPPSとして登録してみようか、等と妄想してみる今日この頃である。

そう言えば、今週土曜(12/13)に開催される、太陽光発電ムラとして今年最後のセミナーも電力自由化をテーマとするものだった:

再生可能エネルギーと電力自由化セミナー

九州電力ショック以降、太陽光発電が転機を迎えていることは確かだが、電力自由化やグリッドパリティの大きな流れやオフグリッド・ソーラーの静かなブームといったチャンスを上手く捕えることが出来れば、面白い展開もまだまだあるはずだと筆者も感じている。

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