追尾式:愛川太陽光発電所・探訪記(7)

技術
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<愛川ソーラーパーク探訪記(6)の続き>

愛川ソーラーパーク探訪記、プチソーラー運営者(予定w)視点ではほぼ書き尽くしたと思うが、オマケとして二点ほど付けたしたいことがあるので以下記しておく。

追尾式太陽光発電システム「クルパネくん」まず一つ目は、ソーラーパネルのアレイ(出力1.44kW)を1個だけ使った追尾式太陽光発電システム「クルパネくん」だ。

追尾式太陽光発電とは、その名の通り太陽光の高度や方角に合わせて発電効率が最大・最適になるように架台の角度を制御しながら発電を行う太陽光発電システムである。

追尾式太陽光発電「クルパネくん」これはソーラーパネルのアレイがわずか1個だけということからも売電目的というより、実験やデモンストレーション的な意味合いが濃いものだと考えられるが、愛川ソーラーパークを特徴づけるアクセサリー的なものの一つとして興味深い。

ちなみに、この「クルパネくん」と言う名称は、地元の愛川町立半原小学校の児童に募集した中から選ばれたものだそうである。太陽を追いかけてクルクルと回るパネルだから、という直観的な名前…まぁ分かり易いことは確かだww。

追尾式太陽光発電では、ソーラーパネルの角度を変えるために架台が機械仕掛けとなり、その分一般的な固定角度の架台に較べれば当然コストは余計に掛かる。

個人や中小事業者の視点では、恐らく誰もやらないと思う。こういった遊び心があってもコストを考えると投下資金を一日でも早く回収したいからである。 そういう意味では、神奈川県などのように自治体が率先してやるというのは有りかもしれない(続く)。

コメント

  1. 農民 より:

    こんにちは。
    最近この追尾システムに興味持ってますw
    私も個人規模では無理なのかな~と思ってたんですがプチソーラー規模だと物凄くマッチしてるんじゃないとか思ってしまってます。
    http://suntower-apple.com/
    このページの動画の中のシュミレーション見るとカナディアンになってるのでこれをパナとかサンパワー系に出来れば40kwぐらい載せられると思います。
    売電価格42円の時の事なので今ならパナとかでもこの2000万で設置できるとすると成り立つような?てかお得なような?
    この架台50年もつとのことなので20年後更に変換効率のいいパネルが出来た場合この架台で50kw載せられるような??
    ただ見た感じこんなので大丈夫なのかと思ってしまうのと可動部があるので故障が心配あと結構プチソーラー流行ってそうだけどこれ設置してる人がいない><なぜだろう?

  2. bigfield より:

    農民さん、こんにちは。

    コメントいつもありがとうございます。お返事が遅れてすみません。 

    追尾式はご指摘の通り、確かに可動部が壊れる可能性があると思います。

    設置している人が少ないのは、やはりコスとが高くつくからではないでしょうか。どれ位か、具体的な額は私も分かりませんが、それなりの強度も必要なうえに、モーターでパネルが動くようにしたりとなるとやはり相当に費用が掛かると思います。

    私の計画中のプチソーラーでは50kW未満だと少し土地があまりそうなので、その空いたスペースに追尾式を一個くらい置いときたいな~なんて気もするのですが、多分高いのでやらないかと思いますww。

  3. ひかる より:

    2軸追尾装置の場合、晴れの日は固定式より3割から4割発電量が増えます、リチウムなどの蓄電池に充電する場合最大入力アンペアがあるわけで昼前後のピーク時に充電をいっきにすることはできません、日の出から日没まで最大の発電量で時間をかけながら充電するには追尾装置は最も理想的です。高い土地代を計算すると都市部では高いものではありませんね。

  4. ひかる より:

    愛川と2軸追尾で検索するとこのメーカーさんがでてきますね、なるほど世界一の老舗ですね。

  5. bigfield より:

    ひかる殿、

    初めまして、bigfieldと申します。コメントどうもありがとうございます。

    二軸追尾式ですか…なるほど…

    農民さんに頂いたコメントのリンク先の動画までは、見ていなかったのですが、ひかるさんにコメントを頂いて改めて見てみました。

    本当に宣伝されるだけのパフォーマンスと収益率になるのかは検証が必要と思いますが、面白そうだなと思いました。

    誰か、他にも追尾型を導入した個人や中小の事業者の方がいたら是非お話を聞いてみたいですね。

    今後ともよろしくお願い致します。
    bigfield拝

  6. ひかる より:

    収益など考慮すると1軸式が良いでしょうね、東北では雪が積もりにくく、雪払いも楽で、架台の下の空きスペースも有効利用できて、ヤギの放牧をしたり、野菜を育てたり、傾斜地にも簡単に工事はできて、いろいろ利点はありますが、欠点はないんでは?効率が15パーセントあがればFITが今後料金下げになっても発電量アップでカバーできればいいでしょうね。

  7. ひかる より:

    bigfield殿 はじめまして、よろしくお願いします。コメント恐縮です。自分は20年も前にいろいろと充電コントローラー、追尾装置などを個人的に作って実験をしてデータをとっていたので具体的な話ができるのでお役にたてれば幸いです。

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