太陽光の償却資産税、申告で1.4%ほど憂鬱になる

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市から償却資産税を申告しなさいとダメ押しの封書が…

昨年だっただろうか、償却資産税なるものがあることを初めて知った。

太陽光発電所の運営を始めて太陽光発電ムラの界隈で償却資産税に関する話題(「ばれない間は払わない」等)が出ていたこともあり、筆者もその内に払う事になるのかとは思っていたのだが、やはり筆者の発電所のある自治体の市役所から償却資産税を申告しなさいという封書が送られて来た。

実はその償却資産税の申告の連絡が来たのは、今年の7月頃だったと記憶している。
だが、面倒だったり申告書の記入方法が良く分からなかったりで、ほったらかしの状態だった。

すると、今月になってまた同じ封書が再送されてきた(汗)。

償却資産税の申告書類

償却資産税の申告書類

先に送付したのが郵送の手違いか何かで届いていないと市役所の担当者が判断したのかもしれない(実は、筆者の怠慢でまだ提出していなかっただけなのだがw)。

償却資産税の申告をしないとどうなるかと言えば、申告するまで催促されるようである。
郵送されてくる書類を放置しとくと、いずれは市役所の担当者から催促の電話が掛かってくる。

ともかく、今回またダメ押しのような形で償却資産の申告をしなさいとの通達が催促で来てしまったので、先の週末に重い腰を上げ申告書に記入していた。

土地の固定資産税に加えて発電所の償却資産税を納付…

償却資産税の仕組みをまだ完全に理解していないのだが、これまでに聞いていた限りでは固定資産税と償却資産税の両方を払わなければならないとはいえ、償却資産税を払うことになると固定資産税の方が少し減るとか、勝手にそんな風に希望的な観測をしていたのである。

だが、改めて償却資産税の申告のために今回ネット上でいろいろと調べてみると…

  • 所有する土地には、固定資産税が掛かる
  • その土地に設置した太陽光発電所には、償却資産税が掛かる

という、単にそれだけの事実があり、それぞれを納付するというだけの話なのである。

償却資産の種類は、「構造物」か「機械及び装置」かで少し迷ったが、国税庁によると「機械及び装置」の範疇になるらしい。

筆者の1号基の土地は、固定資産税がかなり高く年間で7万円あまりも取られる。

これに加えて、償却資産税が恐らく10万円以上掛かる。
∵計算式: 償却資産税=資産残存価額×0.014 (取得価額から減価償却で算出した残存価額の1.4%)

太陽光発電ではグリーン投資減税があったが、優遇措置のために特例として最初の3年間は償却資産税も2/3に減免されるそうなのである。だが、それでも10万円の大台を超える税金を払わなきゃならない…

1号基の場合、公庫の融資返済もあるため、売電収入のうち手元に残るのはまだ半分もないのに、償却資産税でさらに年間に10万円+αをまた税金として持っていかれるのは、やはり痛い。

確定申告では償却資産税を控除可能だが…

最終的に、いくらの償却資産税を納付するのかは、この申告書を提出してからいずれ分かると思うが、マジでそう簡単には楽して儲けさせてくれないな、税金対策が必要だな~と感じる。

とは言え、確定申告では事業収入の中から経費として償却資産税を控除できるのでまー仕方ないなと。

あと、仕方ないからという訳では無いが、少しでも節税しようと思い、昨日は「ふるさと納税」の寄付を行った。

今年は既に2回ほど寄付を行ったのだが、まだ控除枠は使い切れていないので、年内にあと2~3回ほどふるさと納税で住民税の節税をせっせと行いたいと考えている。

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