西高野ソーラーシェアリングの見学(4)

(「西高野ソーラーシェアリングの見学(3)」の続き)

ソーラーシェアリングの太陽光パネルもう一つ、このソーラーシェアリング発電所のユニークな特徴は、手動でソーラーパネルの角度を変えられる仕組みにしてあることだ。

ソラカルシステム(TM)

これは手動ではあるものの簡易的な追尾式または設置角度可変の太陽光発電システムと言ってよいものである。

見学のときに松岡氏が実際にハンドルを手で回してデモンストレーションをして見せてくれたが、松岡氏が「ソラカルシステム」という登録商標を取得したこの仕組み、確かに良く考えられている。

この仕組みを使えば、まず夏場や冬場の太陽光の入射角度に応じてソーラーパネルの角度を自由に変える事で、発電量をより増やすことができる。

ソラカルシステムによるソーラーパネルの角度調整をデモする松岡氏松岡さんの説明では年平均で5%は発電量を増加させることができるそうだ。

手動によってソーラーパネルを可変とすることの直接のメリットは、この発電量の増加だと思うが、これ以外にも例えば雪国のソーラーシェアリング(太陽王子のソーラーシェアリングを思い出すね…)であれば、傾斜角を大きくすることで冬場の降雪時に雪を効率よく落としたり、または雪面の反射光を捕捉して発電量を増やしたり、といったことも可能かもしれない。

逆に、宮崎や高知といった南国の場合、日射量は多いが台風も気になるところだが、この仕組みでソーラーパネルの角度を水平にすれば、風荷重をほぼゼロとすることで台風への対策ができるという。

ソーラーシェアリングで台風に対してはどうするのかというのが筆者としては懸念だったのだが、これなら確かに大丈夫かもしれないと思った。

またソーラーパネルを垂直に立てると、地上から高圧洗浄やブラシ洗浄で掃除が可能というのも良いポイントだ。

なお、ソーラーシェアリングということで、太陽光発電と同時に行う営農の方だが、これについては、現時点では試験的な栽培に留まっているようだが、これまでにスイカ、トマト、ナス、大豆などを栽培可能であることを確認済みとのことである。

うーん、3基目と言わずに筆者もソーラーシェアリングを早くやってみたくなってきた。。。

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