太陽光発電所・自作の実例

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既にお伝えしていた通り、東関東の某所で昨日行われたminori-solar(あやぱぱ)さんの太陽光発電所3号基のソーラーパネル設置作業に参加したので、その模様や感想などをお伝えしたい。

午前6時ちょうどに自宅を出て、あやぱぱ氏とJR矢野口駅で合流、その後、彼の友人であるHさんを西部多摩川線の是政駅でピックアップし一路、東関東の現地へと向かった。
渋滞が無ければこちらから現地までの所用時間は2時間ほどだとの話(あやぱぱ氏)だが、現実には首都圏ではしょっちゅう渋滞に巻き込まれる。

実際に、昨朝も途中の首都高速で2回ほど事故の現場を通り過ぎたが、それらの影響で現地に着いたのは9時半頃であった。筆者的には、早朝発でも渋滞に巻き込まれて時間をロスする位なら、費用は多少嵩むが現地周辺での前日泊もありかなと感じた。

太陽光発電所の自作・基礎と架台のみ工事業者に依頼したもの

自作によって太陽光発電の施工費で大幅なコスト削減が達成されるのであれば、何泊か分程度の宿泊費は十分に元が取れるだろう。

今回のように、単管パイプの基礎と架台取り付けまでを業者に外注し、ソーラーパネル設置以降をDIY・自作といったパターンも可能で、それでも「パネル設置だけの自作でも施工を全部業者に丸投げするよりは、相当に安くなる」(あやぱぱ氏)そうだ。さらに時間の余裕、スキルと根性があれば、当然架台も自作で可能。(ちなみに、我々の隣では、EG氏がご自身の発電所の架台組み作業をお一人でコツコツと行っていた。)

太陽光発電の自作(架台まで設置完了した所)

午前中はあやぱぱ氏、Hさん、筆者の3名。午後からはさらにあやぱぱさんの友人のU氏も加勢しての作業。ということで、3~4名でのソーラーパネル設置を行った。

太陽光発電所の架台(パネル取り付け前)

今回の作業で、架台まで組み上がった(ソーラーパネルは取り付けられていない)状態から、ソーラーパネル取り付けの4割弱(3/8と聞いた)が行われた状態まで進んだ。同様のペースで行けば、あと2日弱でソーラーパネルの設置が全て終わる計算である。

実際には、今回の発電所は「段々架台」ということで最終列のアレイが最も高い設計になっていた。

「段々架台」の太陽光発電所自作では脚立も使用

その高さは最北端の最も高い部分で190cmと筆者の伸長よりも高く、脚立が無いと治具やパネルの設置などといった作業が困難だったのだが、一般的なパネルのレイアウトの発電所であれば、当然もっと作業が簡単で早く行えるので、同じ人数(労力)なら2日あればパネル設置作業が完了していたと思われる。

書き忘れたが、今回の事例ではLooop社製300Wのパネル180枚を設置、合計で54kWの太陽光発電所である。

(続く)

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