ソーラーフロンティアが九州でメガソーラーの建設を開始

ソーラーフロンティアが、日本政策投資銀行と共同で設立した合弁子会社の「SFソーラーパワー(株)」を通じて、九州で合計約9MWのメガソーラーの建設を始めたことを発表した。

場所は福岡県北九州市門司区(3箇所)、鹿児島県肝属郡東串良町、宮崎県西都市の合計5カ所、いずれも高圧連系で、2015年11月頃より発電開始を見込んでいるという。当然ながら、発電した全量を九州電力に売電する。

ソーラーフロンティアが建設するメガソーラーの予定地
(出典:ソーラーフロンティア・ニュースリリース)

SFソーラーパワーはこれまでにも関西国際空港内(11.6MW)やサントリーグループの工場(4.4MW)などのメガソーラー・プロジェクトに関わってきたそうである。

今回の九州5カ所のメガソーラーでも、宮崎県の国富工場で生産されるCIS薄膜太陽電池による太陽光パネルを供給する。恐らく、筆者が2号基で採用したSF170-Sのモジュールが使われるのではないかと想像する。

(SF170-Sでなければ、一つ前の型であるSF165-Sなどだが、自社関係のメガソーラーではデモンストレーション的な意味合いもあるので、最新版の高性能モジュールを使うと思われる。ソーラーフロンティア自身なら、価格がどうとか考えなくて良さそうだし。)

ソーラーフロンティアのCISモジュールは、同社以外からの供給がないので、万が一同社が破たんとか、製造中止などといった状況になってしまうと、ソーラーパネルの交換などに支障をきたす可能性が無いとは言えない。

ただ、ソーラーフロンティアの場合、親会社が昭和シェル石油、さらにその親会社は英欄合弁のロイヤル・ダッチ・シェル系列のシェル・ペトロリウムとサウジアラムコ、つまり莫大な資金力を持つオイルメジャーであるため、よほどのことが無い限りはソーラーパネルの供給や交換が出来ないといった事態にはならないと考えている。

今秋に稼働予定の九州3カ所のメガソーラー、何円の案件だろう?40円か、36円か。どっちにしろ、連系申請も当然終わってるはずで、出力抑制にもかからないんだろうと思うが。

ソーラーフロンティアの太陽光パネルを採用した太陽光発電所は、筆者の2号基はもとより何カ所かは見学したことがあるが、もし機会があれば、CISモジュール製造のお膝元が関わっているメガソーラーの見学に行ってみたいものである。(このブログの情報発信力が認めてもらえれば…)

参考: ソーラーフロンティアの太陽光パネルを採用して太陽光発電を行っている方々の情報→ にほんブログ村 太陽光発電(ソーラーフロンティア)

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コメント

  1. パワコンマニア より:

    ソーラーフロンティアのメリットとしては仰る通り昭和シェル石油100%子会社であること、資本金350億規模の大手なので早々潰れることが無いであろうという安心感かと思います。
    デメリットとしてはCISモジュール一本槍なのでそれで立ち行かなくなったとき、シャープの液晶頼み経営やマツダのロータリーエンジンのような危うさがあること。なので今後のカギを握るのは海外展開とそれ以外の製品にも手を出すかどうかの経営の多様化ではないかと。

    とは言え20年先なんて読めないわけですしO&Mは中古市場等を利用してでも保守する会社も出てくるでしょうしなんとかなるのではないかと思っています。

  2. bigfield より:

    パワコンマニア殿、

    いつもコメント下さり、どうもありがとうございます。

    どちらかと言えば楽観主義者ですので、私もまぁ何とかなるだろうとは思っております(苦笑)。

    現実問題として、私以外にもソーラーフロンティアの太陽光パネルを使っている人や企業はゴマンといる訳で、それらの方々の保守をするだけでも、相当な市場ニーズがあり、商売が成り立ちそうですし。

    パネルの寸法や電気特性をソラフロのものと合わせて作る位の事は、少し技術力のあるメーカーであれば朝飯前でしょう。

    もちろん、面倒が無いようにあと20年間ソーラーフロンティアさんが頑張ってくれればそれに越したことはありませんが。^-^