Looopの電力買取はかなり魅力的

電力大手プラス1円+「みえるーぷ」本体無料

自作派に好評の太陽光発電キットで急成長中のLooopが新電力として電力事業に参入、SBパワーやエナリスと同様に太陽光発電による電力の買取サービスを始めると同社のWebサイトで発表した。

この内容を早速見てみたのだが、率直に言ってかなり魅力的である。

まず他社と同様に、通常の電力会社に売るよりも1円/kWh高く買い取ってもらえる。50kWの低圧連係の発電所だと、年間の売電量は5万~6万kWhだから、1円高く買い取ってもらえると、それだけで5~6万円のプラスになるのだから、これは有り難い話だ。

次に、Looop社に売電すれば遠隔監視システム「みえるーぷ」の本体を無料で提供してもらえるそうだ。これについては、何日か前から遠隔監視サービスを安く提供してもらえるとの予告があったが、本体をタダにするとはかなり思い切ったなと思う。

このアプローチは、ADSLが普及し始めた頃にソフトバンクがやって話題となった、ADSLモデムの無料提供を思い出させる感じだ。本家のSBパワーも、Looopに触発されて遠隔監視サービスを無料で提供するかもしれない。

高圧連系の発電所では保守点検も初年度無料

50kW未満だと直接のメリットはこの二つだけだが、もし高圧の発電所だと、さらに保守点検(O&M)サービスを初年度無料で提供してくれるらしい。

また「お友達紹介プレミアム」なる仕組みを導入し、Looopに電力を売りたいと言う人を紹介すればkWあたり500円の紹介料を支払うという。これも他の分野ではよくあるテクニックながら、電力買取にこれを導入するのは、かなり思い切った感じだ。

ここまでやれば、Looopに売電したいと言う人や、それを紹介したいと言う人はかなり増えそうな気がする。筆者も心がかなり動いたので、前向きに検討しようと思ったのだが、残念な事を発見した

遠隔監視システムの「みえるーぷ」が、オムロンのパワコン「KP55M」にはまだ対応していないのるそうである。これ、開発中と言う話が相当前からあるのだが、未だに開発中なのか、それともオムロンが技術情報を出し渋りでもしているのか… 

ともかく、筆者の岡山の太陽光発電所1号基ではオムロンのパワコン採用なので、みえるーぷが使えないる。売電が1円プラスというだけだと、モチベーションが下がってしまう。

2号基以降で田淵のパワコンを採用する予定は一応あるので、ループ社に売電を行うとしたら、2号基以降になるかもしれない。1号基からも検討したい。

【追記 2015/10/24】
Looopは、太陽光発電のプレミアム電力買取を中国電力管内では行わないことを発表した。
このため、当方の岡山県内の太陽光発電所からLooopに電力を買い取ってもらう可能性は、現時点ではほぼなくなった。

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