読者さまからの質問(続き)

qestionご質問を頂いた方からのお返事+追加のご質問を頂いた:

回答有難うございます。大変参考になります。

>メーカーによっては定格出力よりも多く発電するものがあるので、というより、大抵のメーカーは、多少保守的に定格を出してる傾向が強いので、一般には定格の5%~10%程度は多く発電出来る事が多いように思います。

私もそう思ってたんですが他の要素も随分と含まれてる気がします。
多分その考えだと、そのメーカの多く見積もってる定格出力を一緒にして同じ場所同じ条件で月別の発電量の線グラフ作成するとどのメーカもはみ出ること無く同じに発電すると思いますが実際は冬と夏で差が出る気がします。

発電に工夫してあるパネルはメーカーシュミレーションと実際のズレが多い気がしますし。特にhitの場合年間日射量の他に年間温度がとても重要な気がします。ブログで比較したくてもパナの場合、保守的にでしょうか前のパネル233wでしたが今のパネルは240wになってます。両方共同じパネルのようです。なのでむずいです。

私のようなケースはどうやら住宅用太陽光発電の考えのほうが良さそうですね。
てかそうなりつつあります。

色々ブログ見ていて思ったのですが野立てを考えてる人は20年間で考えた収入より資金回収終わってからの収入って考えてる人が多い気がします(リスク回避のためなのか利子の関係でなのか?この辺が知りたいです)。ですが初期コストを抑えるために安い海外製のを買えばそれもまたリスクです。
この安いがまだ高いような気がするんですが。
例えば30万の日本製の50インチのテレビ買っても訳の分からない15万の中国製のテレビはかわないです。ですが20インチで価格が10分の1なら中国製買うと思いますし。

もし野立てやるならその王子様が言ってたようなやり方したいですけどね。投資した分回収した時に壊れてくれると嬉しい。いわゆる未来を買うと言う感じですかね。架台とパワコン選びが面倒そうですが。

以下、当ブログにて直接の回答。

まず、パナソニックの「HIT」太陽光発電パネル。

これは、先の PV Japan 2013でパナのブースで分かり易いプレゼンの説明を聞いて知ったのだが、パネルが高温になっても発電効率が下がらないように工夫をしてあるそうだ。(一般には、シリコンを使った太陽電池では、真夏などパネル表面の温度が高くなると、発電効率が下がり、出力がやや低下する。)

この辺は、パナソニックが競合他社製品との差異化を行ううえで、かなり大きなポイントになっているはず。
発電事業者の視点で見れば、真夏の暑い日でも出力があまり落ちないため、売電収入が高い水準で維持できるということになる。
(ということで、良いパネル→価格もそれなりということになるが)

実際にHITの太陽光パネルを使っている方々のクチコミをまずネットで確認してみたい。

資金回収の考え方については、ご指摘のような違いは確かにあるかもしれない。
一つには、住宅用と産業用では出力が10kW未満かそれ以上という違いがあり、投下する資本もせいぜい100万~200万円の住宅用とそれより一桁高い産業用と大きく異なってくるからだ。 

住宅用では新築で一緒に太陽光発電も付けてしまう場合以外では、必ずしもローンではなく貯めたおカネで付けるという人も結構多いのではないだろうか。
(新築で太陽光も、となる場合、住宅ローンの返済の中に太陽光発電設備の分も当然混じる事になるが、それを切り分けることは多分ないのでは?)

それに対して、50kWクラスなど産業用では金額が一桁以上上がるため全部をキャッシュでというケースは少ないだろう。基本的に、どこかでおカネを借りて産業用太陽光発電の設備をつくり、売電収入を太陽光発電ローンの返済に充ててまず投下資本を回収する、というのが前提になるはずだからだ。

筆者のケースでも、多少頭金を用意するにしても、残りはローン(ファイナンシング)の活用を考えている。
金利はこういう場合、まず固定金利が原則と思う。長期のローンを変動金利で借りていて、もし国債が暴落、金利が暴騰なんて事態になったらローンの返済額がいきなり高額に変更されたりして洒落にならなくなるからだ。

中国製の格安太陽光パネルの導入を産業用で検討する時の感覚としては、「20インチで価格が10分の1なら中国製買う」という比喩がかなり近いのではないかと筆者も思う。 逆に言えば、良く分からないブランドの中国製太陽光パネルを採用しているのに、価格が高ければ採用しないだろうということ。

筆者の例でも、S社の提示した「梅」プランがこれに当たると考えている。
kW単価で差額が5万円だけなのであれば、ペイバック期間は1年ちょっとだけしか変わらない。
だとしたら、長期的にやはり定評のある日本製を選び安心を買う方が良いと考えるのが日本人の一般的な肌感覚ではないだろうか。

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