50kW太陽光発電キット:価格≦20万円/kWに

この記事は約2分で読めます。

太陽光発電キット(50kW)では、工事費別の価格でkW当たり単価が20万円を切る1000万円以下というのが相場になりそうだ。

50kWの太陽光システムが980万円、kW単価が20万円を切る

何日か前に既に書いた通り、太陽光発電ムラの50kWキット「SolarRay」は更に安い950万円。

このキットの工事費が300万円とすれば、合計で1300万円以下で50kWのプチソーラー発電所が出来上がる。工事費込みでも、kW単価で約26万円。

太陽光発電システムの価格下落が加速

2~3年ほど前までは、メガソーラーでもkW単価が50万円とか70万円などという相場だったと思うが、固定価格での全量買取が制度化され低価格の中国製太陽光パネルがどんどん日本に入ってくるようになって、太陽光発電システムの価格下落が加速していることは間違いない。

となると、現在問い合わせている施工業者さんの工事費込みkW単価(30~35万円)はどうしても高く感じてしまう。

もちろん、ソーラーパネルの耐久性や工事の品質を担保する必要もあるので、安ければ何でも良いとは言えないが、kW当たり単価が10万円も違うと、50kWプチソーラー発電所全体では500万円の差になる。

この規模だと、大体年間に200万円前後の売電収入が見込めるので、単純なペイバック期間では最大で2年~2年半くらいの差になる。

仮に、kW当たり35万円のプチソーラーで投下資本を回収するのに8年掛かったとすれば、kW当たり26万円のプチソーラーなら5年とちょっとで回収が済み、それ以降はプラスの利益になる。

筆者の場合、50kWキットを購入したとして岡山の現地でどこの施工業者に依頼するかという問題があるので、事はそう簡単ではないのだが、投下資本の回収に2年以上もの差がつくというのは良く考えておかないと投資効率に雲泥の違いが出てくる。

サンティライトの太陽光発電パネルの品質や長期間の耐久性に問題がなければ、やはり相当に魅力的な選択肢であることは確かだ。

コメント