太陽光発電、終わりの始まり?

昨日の午前早くの日経電子版の記事で、次のような報道があった:

再生エネ買い取り、登録制 経産省 太陽光総額に上限

大義名分は、再生可能エネルギーで太陽光以外の地熱やバイオマスとのバランスを取るということだ。だが、それらが太陽光と比べるとまだ簡単に普及するような状況ではないことを考えると、結果的には他の再エネの割合が高まる前に太陽光の伸びを殺して、結果的に少なからず火力や原発に回帰するということになるのだろう。

もちろん、筆者も含めて昨年度までに駆け込みで設備認定され、連系申請も年度内にされた案件については、多分セーフかと思う。この報道でも太陽光の登録制が始まるのは、2017年からの見込みとある。

ただ、今年以降の太陽光発電の今後については、買取価格の下落、出力抑制などに加えて、この登録制である。いよいよ、「太陽光発電、終わりの始まり」と取られても仕方が無いような状況になってきた。

オフグリッド太陽光発電の予兆

一方で、脱原発を志向する向きがオフグリッドに走るといった流れもまだ主流とは言えないまでも、少しずつ出始めている。筆者としても、現在手掛けている太陽光発電所案件のキリがついたら、やはりオフグリッドで脱原発、脱大手電力という方向を目指したい。

オフグリッドでも太陽光や再生可能エネルギーが広まっていくような仕組み、ビジネスモデルといったものをおいおい考えて行ければと思う。

岡山県南西部の太陽光2号基のモニタリングでは電気工事でコンセントを一つ付けるつもりだったのだが、結果的にしそびれたので、1号基と同様にオフグリッド・ソーラーの独立電源を自作して電力を確保する方針に決めている。(本当は、パワコン起動用の電源も系統ではなく、オフグリッド電源から供給したいくらいだ。)

オフグリッド・ソーラーパネル

前回はモバイルWiFiルータを使うためにACアダプタに給電するためのインバーター付きの太陽光発電キットを入手したのだが、今回はインバータ無しで直流のままモニタリング機器やルータに給電することも考えている。

太陽電池(直流)→インバータ(交流)→ACアダプタ→モニタリング機器&通信機器(直流)というエネルギーの流れは、直流から交流、交流から直流と電気を変換するたびに損失が発生し、効率が良くないからだ。余計なインバータを省くことで、無駄な費用を節約することも出来る。

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コメント

  1. hartpopoo より:

    単純に200vから電源引っ張ればいいと思います。ACアダプターは200v対応ですし。
    違反?普通にやってるはずでよ、遠隔監視は殆どパワコンから電源とってるはずです。

  2. 蛇野 より:

    やはり法律に則った対応が必要です。
    やれるかどうかはともかくとして、違法行為をせよというのは、コンプライアンス上、問題があります。

  3. bigfield より:

    hartpopoo殿、

    コメントとアドバイスどうもありがとうございます。
    技術的には可能ということで、確認・検討したいと思います。

    蛇野様、

    いつもコメント下さり、どうもありがとうございます。

    ご指摘通り、太陽光発電所を長期に渡って運用するうえで遵法性は重要と思いますので、法も確認したうえで採用するかを決めたいと思います。

    今後とも何卒よろしくご指導下さい。