挨拶回りで太陽光の「迷惑施設」問題を回避する

施工前に挨拶回りなしだと、周辺の住民感情が悪化

D社O氏との打合せで聞いた話に結構重要な話題があったので、備忘録を兼ねて記しておく。

施工する前の太陽光発電所の近隣への挨拶回りのことである。

最近、太陽光発電が迷惑施設になる事例が頻発していると書いたが、ご近所さんへの挨拶周りをしておくことで、この問題をある程度軽減ないし回避できるというのだ。

なぜかと言えば、自宅のすぐ近くに太陽光発電所ができて、工事などが始まっても誰も挨拶などにも来ない場合、それを良く思わない方々が多いからだそうだ。

そうすると、パワコンの「ブーン」という音が実はそれほど大きな音では無かったとしても、針小棒大に苦情として訴えるということになると。反射光にしても同様。

もちろん、程度問題ということもある。現在、提訴されている姫路の件では、業者が挨拶回りを多分しなかったことに加えて、住人が熱中症にかかるなど特に酷い事例だと思う。

だが、例えば筆者の広島県南西部の3号基の場合、パワコンを置く場所から最も近い民家までは数メートルは離れており、O氏によればこの程度離れていれば三相でファン付きの機種でも「昼間の稼働中でも、たいていは問題ないレベル」だそうである。

挨拶していれば、後のトラブル回避だけでなく協力も

筆者が鳥取で見聞きした事例でも、「挨拶回りをきちんとしてなかったのではないか」とO氏は話していた。なるほど、そういった可能性はあるかもしれない。

もちろん、発電所の稼働後に苦情を受けるのは工事業者ではなく太陽光発電事業者なので、O氏の示唆を鵜呑みにするわけではない。

それでも、菓子折りを持って「ひとつ、よろしく」と挨拶回りをしておくだけで、後々何十万円、下手をすると何百万円にもなるかもしれない裁判費用などを回避できるのであれば、やっておくに越したことはない。何しろ、太陽光発電は20年間の長丁場なのだ。

また、風の谷のNさんのように、ご近所との関係を良好に保つことによって、太陽光発電所へのイタズラや盗難の防止になったり、メンテナンスの上で協力的に接してくれたりという可能性も高くなるのだ。

ましてや、太陽光発電所が急増したために最近は「太陽光発電バッシング」的な報道も多い。その中には原子力ムラ側メディアの印象操作によるものも多いが、それらに付け入る隙を与えないためにも、ご近所さまへの挨拶回りは欠かさないようにしたい。

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コメント

  1. 匿名希望=通りすがり(鬼) より:

    熱中症の事例はきちんとあいさつ回りしていたそうです・・・。
    ただ、どんなとこでもいろんな方がいます。

    その中で太陽光発電で電気代が上がるという方には、
    ・太陽光発電で1世帯あたり1万円の負担増という試算がでた
    ・日本は5000万世帯、つまり年間5000億円で20年で10兆円です。
    ・福島の原発終息には、最低10兆円かかるそうです。ただし1KWhも発電しません。
    ・同じ10兆円ですがどちらが、負担したいですか?
    ・こういうのは数字のマジックです。税金から出たウクライナに提供した温暖化防止援助のお金は
     使途不明金になってしまいました。ならなんで国内でまわすのが悪いんでしょうか?
    こうご説明させていただいております。

    • ビッグふぃ~るど より:

      匿名希望=通りすがり(鬼) さま、

      コメントと興味深いノウハウをご提供下さり、どうもありがとうございます。
      素晴らしいロジックだと思います。私も必要に応じて、このご説明をさせて頂こうと思います!

      熱中症の事例…これは確かにいろんな方がいますし、当事者になってみないと分からないということもありますね。

      私でも自分の家のすぐ近くに太陽光発電所ができて、一日中反射光が当たって熱中症になるような事態にもしなれば、その発電所の運営会社に苦情を言って、聞いてくれなければ法的に訴えるでしょうし。