杭基礎の打ち込み:太陽光発電・施工体験会(3)

タイトな日程で時間が押したため予定より少々遅れたものの、午前中の分譲型太陽光発電所の見学を終えて施工体験に参加する方々(今回は、分譲の見学者の大半=施工体験会の参加者)が集まり、いよいよ施工体験会が開始となった。
太陽光発電所・施工体験会の参加者の皆さん

まずはピッピさんが仕切っての挨拶。
ピッピさんの挨拶

これに先立って、ピッピさん達は防草シート敷設が既に行われたMさんの発電所の敷地で位置出しの作業を行っていたのを筆者は見ていた。

太陽光発電所の位置出し作業

この辺、参加者の目には見えない、スタッフの地道な作業と言う感じ(筆者はこういう光景を何度も目にしているのだが、いつも頭が下がる)。

さて、挨拶も終わり施工体験が始まる訳だが、今回の施工体験では、

  1. 杭基礎の打ち込み
  2. 架台の設置
  3. ソーラーパネル取り付け
  4. 配線の結線
  5. 架台の微調整

 
と、太陽光発電所施工のほぼ一通りの作業を学ぶことが出来るよう、きちんと考慮されていた。

特定ベンダの架台という制約はあったものの、既に述べたように他の構造の架台でもこの流れに大きな違いは無いので、このような施工を体験できることのメリットは大きいと考える。

ということで、まずはロケット杭の打ち込み。
A嬢が作業に先立って、このロケット杭の簡単な説明をしてくれた。

ロケット杭の説明をするA嬢

バスガイドや女医の時も一生懸命だったが、ツナギの作業服の今回ももちろん真剣で手抜き無しだ。太陽光発電ムラの某氏がA嬢がいるかどうか太陽王子に確認する電話をする云々なんて面白い話があったが(笑)、無理からぬことかもしれない。

このロケット杭の打ち込み、手作業であれば恐らく筆者がフェンス施工のときに使ったハンマーや「かけや」のようなものを使うことになるのだろうが、それでは手間暇が掛かりすぎて大変である。

ということで、今回の施工体験でも実際の施工現場と同じように「電動ブレーカー」を使っての作業を行った。

電動ブレーカーと杭用アタッチメント

土木工事を行うゼネコンやハウスメーカー等で建設工事などに関わる方であれば、仕事で電動ブレーカーを使う方もいらっしゃるだろう。しかし、それ以外の業界の方は筆者と同じでこの種の工具は初めてだと思う。少なくとも筆者は大変貴重な経験をさせて頂いた。

野外の施工現場では家庭やオフィスのように電源が無いので、ガソリンエンジン付きの発電機を使って電気を起こし電動工具を使う。

ロケット杭を位置出しして印の付いた所に立て、グリスを塗布しアタッチメントを付けた電動ブレーカーを持ち上げてスイッチを入れる。

電動ブレーカーによる杭打ち

「ガガガガッ!」という電動ブレーカーの振動に負けないようにしっかりと押さえながら、ロケット杭を少しづつ地面に打ち込んでいく。

ロケット杭の上部にはちょっと長いボルトのネジ部が出ており、これに架台を固定するのだが、このボルトとそれを止めているナットが振動で緩んで、外れたボルトが地面に打ちこまれた杭の底に落ちてしまわないように注意が必要。

ロケット杭の中位から少し上に付けてある羽根の部分が地面より少し隠れる程度まで打ち込めば、その基礎の杭打ちは完了となる(次の写真はもう少しで打ち込み完了となる杭の様子)。

あと少しで打ち込みが完了する杭基礎

(続く)

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