施工の相見積り、もう一件

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これまでに見積もりを取っていた太陽光発電施工業者二社に加え、数日前にネット上の問い合わせフォームからもう一社の施工業者に見積りを依頼した。

この会社は以前ある有名人を短期間ながら社員として雇用していたことのある会社に関連があるらしい所で、ネット上ではバナーやクリック広告などでの露出度がかなり高い。

で、今回筆者が検討しているQセルズのパネルでキャンペーンと称してかなり値頃感のある価格を提示していたので、追加の相見積の意味で問い合わせてみた訳である。

先の金曜日、その相見積が出来上がり、そのPDFがメール添付で送付されてきた。
確かに価格的にはかなり安い額がその見積書には明記されていたのだが、ここはどうも信用できそうにない。

まず、シミュレーション結果の数字が良すぎるのだ。
50k+10kで依頼を出したところ、10kを17kあまりとし合計67kWで出してきた。
このアグレッシブな姿勢までは、まぁ良しとしたい。

合計で70kWに近い出力があれば、確かに年間の予測発電量がベストなコンディションならこのシミュレーションの通りに80,000kWh以上出るかもしれない。

しかし、筆者がNEDOのデータでシミュレーションした限り60kWでは60,000~62,000kWh程度のパフォーマンスだったので、太陽光発電パネルが1割強ほど増えても発電量は66,000kWhからせいぜい70,000kWh程度に落ち着くはずだ。

80,000kWh以上のパフォーマンスは楽観的すぎると言わざるを得ない。

太陽光発電パネルアレイのレイアウト配置図を見ると、傾斜角は10°と書かれている。
確かに、パネルの枚数を増やすためにはアレイとアレイの間隔を詰めてその分、傾斜角を下げないと、陰になる部分が出て結局、太陽光発電システム全体としての発電効率が落ちるのである。だからパネル枚数を増やして全体の出力を上げるために10°とするのであれば、その意図はくみ取れる。(続く)

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