分譲型(産業用)太陽光発電の説明会(3)

それは、今回のこの業者の案件ではこのまま通してくれる見込みだが、今後この種の名目上は50kWの低圧契約太陽光発電所を何個も同じ敷地に作り出力上は実質的に50kW以上の高圧契約となるものを許可・認可しない可能性が高くなっているらしいこと。

これが本当であれば、今後分譲型案件はキュービクルを設置したメガソーラー型でなければ認められず、そうするとばら売りで分譲する区分のコストに跳ね返ったり、あるいは分譲というビジネスモデル自体が今後は減ってしまったりする可能性が出てくると思う。

という訳で、この分譲型60kW太陽光発電所、かなり魅力的ではあったのだが、筆者の感想は「価格が高い」ということに尽きる。

確かに発電所の立地や評判の良い部材の選定などもあり、非常にそそられるのは確かだ。

だが、kW単価で40万円以上もするのでは、50kWの自作キットが1000万円を切りkW単価で20万円もしないほど太陽光発電システムの価格が下落している昨今では、すべて込みでオーナーはおカネを出すだけといっても高すぎると感じてしまうのだ。

また、シミュレーションの結果を示した時に、この業者は87,000kWh/年の発電量は出る、NEDOのシミュレションは保守的すぎると話していたが、60kWで年に80,000kWhも本当に出るのか、やや疑問を感じた。

なので、筆者は質疑応答の際に、もし説明通りの発電量や売電収入が出なかった時にどうなるのかを問い質してみた。回答は予想通り(この分譲型太陽光発電の資料にも、決まり文句として記載もあり)で、なんら保証や賠償などはなし、(筆者が、「つまり購入者の判断、オウンリスクですね?」と言うと苦笑…)とのことだった。

あくまでも憶測ながら、なぜこれだけ強気の高い価格設定なのかを考えてみた。(続く)

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コメント

  1. 白井 一禎 より:

    はじめまして、千葉県市原市の白井と申します。いつも、ブログ拝見し勉強させてもらっております。私も、土曜日の説明会に参加しておりました。全く同じ感想です。提出のアンケートには高過ぎると一言付け加えておきました。また、シュミレーションの20年6000万も言い過ぎ、いいとこ5000万位と思われます。良い分譲物件、ならびに信用できる販売会社、ご存知でしたら、是非教えて下さい。

  2. bigfield より:

    白井さま、

    初めまして。コメント下さりありがとうございます。

    私も太陽光発電はまだ勉強中ですので誠に僭越ながら、やはりあの価格はちょっと高いんじゃないかと思い、その旨を率直に書きました。 

    ただ、営業妨害などするつもりもけっして無いので、一応最低限の配慮をしたつもりではありますが…

    あの条件とあの価格でも購入される方はいらっしゃると思いますし、十分に納得された上で購入を決めるのであれば、それは各投資家の自由です。

    ただ、太陽光発電がいくらお天気任せとはいっても、高額な商品を扱っているのですから、収益性の保証をしろとまでは言いませんが、出来る限り正確な見積りで収益性がほぼ営業トークの通りであることに責任を持って欲しいとは思います。

    1年後か2年後に、営業トークより10%以上低い売電量や収益しか上がらないことが判明したら、その業者から買うお客はいなくなるでしょう。

    私も分譲案件については、まだ良い物件や会社と言えるようなものは存じ上げていませんが、情報が入ればまたこのブログにてもご紹介させて頂きたいと思います。

    今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。