吉備中央町のミドルソーラー

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(「太陽光発電用地の下見(2)」の続き)

Iさんに太陽光発電用地の候補をみせて頂いたあと、参考までにということで近くの太陽光発電所をご案内して頂いた。

吉備中央町のミドルソーラー (613kW)場所は岡山県吉備中央町、道すがら通りかかった施設などの所在地から類推すると多分国道484号線沿いで建部町方面に向かうどこかの地点ということになる。

(可能であれば、Iさんに改めて確認しておきたい。)

パネル裏の太陽光発電所の概要情報太陽光発電所の北側からしか見られず、ソーラーパネルの裏しか見られなかったのだが、一番端にあったパネルアレイの裏側にこの太陽光発電設備のレイアウト図面や施工会社の情報が貼ってあった。

このラベルから、この太陽光発電所は295Wのソーラーパネルが2080枚設置された、総出力613.6kWのミドルソーラーということが分かった。ソーラーパネルの傾斜角は15度と比較的浅め。アレイの間隔は1.8mである。

旭電業のミドルソーラー (613kW 吉備中央町)施工は、旭電業。以前、倉敷周辺でYさんに見せてもらったのもこの会社の施工したものだった。同社のホームページを見ると、固定価格買取制度の施行後はやはり事業が拡大しているようで、太陽光発電の事業部まで創設したらしい。

遠目にはアスファルトに見えたのだが、地面には砂利を敷いており雑草対策もこれで行っているということだ。基礎はご覧の通り、コンクリートの非常にしっかりしたものだが、架台は単管パイプ、とコストパフォーマンスを意識していると考えられる。

レイアウト図を見ると敷地は東西に細長く、太陽光発電には理想的な感じである。

Iさんから聞いたのだが、吉備中央町は吉備高原都市という開発計画を以前の県知事が推進していたのだが、その後計画がとん挫し、工業団地などのために開発した土地などが相当に余っているらしい。

この発電所もそういった土地物件を活用したものかもしれない。

ということで、一通りこのミドルソーラーを見学したあと、上述のような経緯など少し立ち話でお聞きしてから、Iさんに御礼を言い、Aさんと筆者は次の物件下見のため建部町の方へと向かった。

(続く)

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